進撃の巨人(23) (週刊少年マガジンコミックス) の感想

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参照データ

タイトル進撃の巨人(23) (週刊少年マガジンコミックス)
発売日2017-08-09
製作者諫山創
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

最近の巻では、終わりそう、終わりそうと思っていたものの本巻で「なるほどな!」と思う話へ突入した感じがします。
あの世界観だったから良かった的なのはあるかもしれませんが、これはこれで面白いと個人的に思っています。
とはいえ、このまま長く続いてしまうと色々と収まらない気がするので、良い感じに終わりに迎えればなと思います。

私のお気に入りだったライナーの、いよいよ過去ストーリー。出身国のマーレの現在から始まり、なんと前巻から四年も経っているというからびっくりしました。相変わらず謎がどんどんと解明されていく様に、読むのが止められませんでした。新しい巨人もすごかった。
 それにしても四年後のライナーの老けぶりには驚いた。鬚のせいだけでなく、あのリーダーシップに溢れた強いライナーはどこにもおらず、いつも淋しそうに罪の意識に苛まれている。でも、このライナーの方が実は真実の自分らしい・・・ユミルが昔言っていた「あんたみたいな実直な男が・・・」という実直すぎる彼に、もはや昔の影すらありません・・・淋しい。
 こうなると、四年後の兵長達がどんなになっているかが楽しみです。この世界の謎は、まだまだ続きそうです。面白かったです。

おもしろかったです。
つづきがきになるのではやくよみたいです。

序盤~中盤はとにかく巨人を駆逐するという、分かりやすい目的、アクションシーンで
後半に差し掛かった辺り、国がどうのヒストリアが女王だの言い始めた頃から「ん?」と感じ始め
エルディアとマーレの話に入ってからというもの、初見では話に付いていけず
読み返す内に複線回収と舞台設定にシビれてやはりこの作品は傑作だ、と思ったクチです。

表紙を見て「ん?ライナー?なわけないか、こんなおっさんじゃないし…
まぁ、故郷に戻って色々苦労したライナーかも」なんて思っていたら!
この巻から時間も舞台も飛び、マーレ側の物語になりました。
これから恐らくガビら戦士候補生達が表に出始めライナーやジークらは退場するものと思われますが、
それを見越してか新たな巨人の継承者達の話が丁寧に描かれています。
こんな描写がされてしまう以上、彼らにまで感情移入せざるを得ないじゃないですか。
とはいえ今まで20巻ちょいコミックスを追いかけてきた身としては、まだエレンらに思い入れがあるのも事実。
読者の立場的に唯一の知己であると言っても過言ではないライナーがいて嬉しかったですし、
壁の中を語る彼のシーンはとても好きでした。
シリアスな展開だけではなく、ウドが切れるシーンや4足歩行巨人の正体では笑いましたし、巻末のウソ予告は今までで一番笑いました。
こういうシュールな笑いどころがセンス良くて好きです。
今後の展開も、何となくこうなるのかな?と想像はできても
ただの正義と悪の話ではなくなってしまったこの作品がどう着地するのか、先が気になってたまりません。
以前作者の諌山さんがインタビューか何かで完結は25巻くらいと仰ってましたしそろそろ終わりも近いのだとは思いますが…

前巻までと比べてレビューが低かったので気になって読んでみました。
低レビューの多くの方が、私が一読して「???」となった時点で止まってるのだなと思いました。
この作品の唯一の失敗は、序盤の分かりやすくキャッチーな展開で

Season 2の放送も終わり、エレン渾身の「この裏切り者がぁぁぁー!!!!」を聞いた後では、マーレ側の話にあまり気持ちが乗らないかな‥と、期待半分で読み始めたのですが、なかなかどうして、読み応えありました。
鎧の巨人を継承するまでのライナーの思い、壁の中での"兵士"としての日々、マーレに戻ってからのライナーの葛藤‥
エルディア人に産まれたというだけで罪なのか、壁の中のエルディア人は本当に悪魔なのか、、
物語はどんどん重層的になっていきます。このまま最後まで突っ走って欲しいです!
ちょっとネタバレですが、マーレ側の、エルディア人の戦闘での使い方、残酷ですね‥
空からあれを投下するなんて、、つまり、マーレはエルディア人を人間だと思っていないんです。
そんな状況で、家族を、自分を、大切なものを守るために、マーレに忠誠を誓い戦士となった、ライナーのようなエルディア人たち‥
エレンたちと、立場は違えど、その思いのありようは、同じだと思います。
いつか、彼らが立場の違いを超えて分かり合える日が来るのか‥
期待しています。

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