BILLY BAT(7) (モーニング KC) の感想

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参照データ

タイトルBILLY BAT(7) (モーニング KC)
発売日2011-07-22
製作者浦沢 直樹
販売元講談社
JANコード9784063870374
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

ここ最近、伏線を張り巡らせるだけ張り巡らせて、それらを消化できないまま連載が長引き、「なーんちゃって」な終わり方をして、大御所として賞賛を受けつつ一部から批判を受ける、という作品が多かったような印象の浦沢直樹氏。

本作「BILLY BAT」も、当初は歴史の闇に葬られた大事件の羅列に過ぎない印象が強く、斜め読みしていましたが、前巻あたりからうまくまとめに入ってきたような気がします。

本巻でもその流れは続き、破綻無く物語構造が明らかにされていきます。
浦沢直樹は「MONSTER」以来、この大風呂敷を畳めてしまうかもしれない―そんな期待を抱かせてくれる「転」の巻でした。

「Homo Legens(読書人)の書評ブログ」より

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