藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方 (DISCOVER21世紀の学校) の感想

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タイトル藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方 (DISCOVER21世紀の学校)
発売日2015-12-26
製作者藤原 和博
販売元ディスカヴァー・トゥエンティワン
JANコード9784799318188
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓

購入者の感想

レクチャー型の本は、
オカンのような説教モード一色の読んだだけでお腹がいっぱいになる内容だったり、
オトンの背中を遠くからみているような現実味のない話だったりしますが、
本書は「昔の幼なじみがふっと横にいてくれた」そんな気にさせてくれる、
読む者にとって心強い一冊かな、と思います。

藤原せんせいの本を読んだことがある方ならおわかりになるかと思いますが、
本書は他の作品のエッセンスをたっぷり含んでおり、
まとめの一冊として綺麗に仕上がっています。

各章のレクチャーは詩的なメッセージから始まります。
要所に問いを投げかけつつ、結論に落とし込んでいくという、
読んでいて飽きのこない構成です。
目次が45ページ目にあるのも「講演会型の本」という印象を残します。

「これからの21世紀は成長社会から成熟社会へ変わりゆく時代で、
情報収集力から情報編集力へ頭を切り替える必要がある。
それにはまず、自分の「時給」(年収÷年間総労働時間)を計算してみること。
年収や月収ではなく時給というところがポイントで、その差は「希少性」にあると言える。
自分の付加価値を高め100万人に1人の存在になるよう自分をマネジメントしていこう。」

と本書は説いています。
それには三角形の面積をできるだけ広くなるように頑張る、というお話。

三角形の面積?できるだけ広くとは具体的にどうやって?

それは本書を読んでのお楽しみでしょうか。

ラストレクチャーの「あとがきにかえて」はぜひたくさんの方に読んで欲しいと思っています。
親孝行の話はとても良い話です。
郷里に残した両親とリンクしてしまい、なおさらぐっときたのかもしれません。
青年期の藤原せんせいのやんちゃぶりに人間味を感じ、また微笑ましさもあり、
一冊まるごと楽しませていただきました。

ぜひぜひ読んでみてください、おすすめの一冊です。

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