Business English (ESL) の感想

洋書。英語を学ぶ外国人向けに作られたアメリカの教材です。CDが4枚付いています。Lesson1〜20までのパートに分かれており、各レッスンは以下の内容になっています。
・会話例
・Notes(会話例の中の、単語や表現に対する注釈)
・文法解説
・表現練習
・テーマに対するアメリカの習慣についての説明とボキャブラリ
・練習問題

向こうで作られた教材なので、英語の質については安心できます。ただし、取り上げられているテーマは、医者に診てもらったり、同居人同士のテレビについての会話だったり、スポーツだったりといった、日常会話の延長のようなものが多く、仕事についての英語をがっちり学ぶという強い期待感を持ってやると肩透かしをくらいます。紙質もよくありません。

テキストは分厚いですが、よく練られた構成で、それほど負担は感じません。当然、日本語は載っていませんが、全体的に難易度はそれほど高くはなく、おそらくTOEIC650〜700点程度もあれば十分こなせるのではないかと思います。

英会話の先生の勧めで、中級者向けの教材として購入。

様々な場面を網羅した会話集というものではなく、ビジネスにおいて日常的な場面などの会話をベースにちょっとした豆知識や文法の説明もしてくれるものです。おまけの部分がやや多いと感じるかもしれませんが、案外知らない事も多く通勤時間の良い読み物になります。

付属のCDには会話部分が収録されており、流れにそったスピードとシャドウィングが出来るようにゆっくりしたスピードのものがあります。このCDがかなり気にいってます。