気功の学校 自然な体がよみがえる (ちくま新書) の感想
参照データ
タイトル | 気功の学校 自然な体がよみがえる (ちくま新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 天野 泰司 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480065681 |
カテゴリ | ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 呼吸・気功法 |
購入者の感想
気功って何なのか? そのことをはっきり説明してある本ってあまりないんですよね。
気功の本は今まであれこれとたくさん読んで来ましたが、この本を読むと気功の全体像があらためてはっきり見えてきます。
気功の共通の基礎は「ゆるむ」こと。比較的近代に編纂されたこと。源流が様々で奥深いこと。医療面で大きく発展したこと。動作が簡単なこと。自分でするものだということ。無意識の習慣になって力を発揮するものだということ。そして忘れかけていた体の中の自然をよみがえらせる方法だということ。
基礎や歴史から健康や生活への応用まで、コンパクトに必要なことがまとまっています。「学校」と銘打っているので、これはおそらく、総合的な気功の教科書として書かれたものにちがいありません。
ぶらんぶらんとふりこのように腕をふってみたり、ゆっくりゆっくり首をまわしてみたり、あくびをしてぽかんとしたりする気功は、簡単なのに体の芯からふわ〜っとゆるんでくる感じで、なかなか気に入っています。
そして、各章にちりばめられた墨絵をぽかんとながめていると、それだけで気功をしているような感じがします。
第七章にあたる「七時間目」では、潜在意識の働きについて詳しく書かれています。「願いはかなうのが自然」と言われるとはっとしますが、説明を読んで「そうなのかも」と思いました。
やさしい言葉で書かれているので、「ふーん、そうなの」と素直に読んでいけます。逆に言うとほとんどひっかかりがなくてハラハラドキドキはしません。そして意識より読者の無意識に向かって語られている部分が多々あり、スーッと澄み通ったような読後感が印象的です。
実用的でかつ瞑想的な本と言えるかもしれません。
「自然」というキーワードをハートの深いところで理解できます。
気功の本は今まであれこれとたくさん読んで来ましたが、この本を読むと気功の全体像があらためてはっきり見えてきます。
気功の共通の基礎は「ゆるむ」こと。比較的近代に編纂されたこと。源流が様々で奥深いこと。医療面で大きく発展したこと。動作が簡単なこと。自分でするものだということ。無意識の習慣になって力を発揮するものだということ。そして忘れかけていた体の中の自然をよみがえらせる方法だということ。
基礎や歴史から健康や生活への応用まで、コンパクトに必要なことがまとまっています。「学校」と銘打っているので、これはおそらく、総合的な気功の教科書として書かれたものにちがいありません。
ぶらんぶらんとふりこのように腕をふってみたり、ゆっくりゆっくり首をまわしてみたり、あくびをしてぽかんとしたりする気功は、簡単なのに体の芯からふわ〜っとゆるんでくる感じで、なかなか気に入っています。
そして、各章にちりばめられた墨絵をぽかんとながめていると、それだけで気功をしているような感じがします。
第七章にあたる「七時間目」では、潜在意識の働きについて詳しく書かれています。「願いはかなうのが自然」と言われるとはっとしますが、説明を読んで「そうなのかも」と思いました。
やさしい言葉で書かれているので、「ふーん、そうなの」と素直に読んでいけます。逆に言うとほとんどひっかかりがなくてハラハラドキドキはしません。そして意識より読者の無意識に向かって語られている部分が多々あり、スーッと澄み通ったような読後感が印象的です。
実用的でかつ瞑想的な本と言えるかもしれません。
「自然」というキーワードをハートの深いところで理解できます。