今こそ読みたい児童文学100 (ちくまプリマー新書) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル今こそ読みたい児童文学100 (ちくまプリマー新書)
発売日販売日未定
製作者赤木 かん子
販売元筑摩書房
JANコード9784480689177
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 児童文学評論

購入者の感想

「はじめに」に書かれているとおり、
これは「物語の好きな大人のための」児童文学ガイドです。

目次をパラパラみてみると、
わたしよりちょっと上の世代、60代とか、70代とかの方は、
「あ、これ知ってる!」「お、これも読んだ!」「わ、これ好きだった!」
ってな感じで、懐かしいタイトルが並んでいそう。

わたしは、半分くらいは(ジュブナイルかもしれないけど)読んでて、
あとの四分の一はタイトルだけ知ってる、
残りの四分の一は知らなかったって感じでした。

でもね、「名作」系は、かん子さんが書いてるとおり、
子どもって自分が「理解できたところ」だけ覚えているせいか、
ジュブナイルだったせいか、アニメの印象が強いのか、

「知ってる」というイメージとか、
印象深いシーンとかしか、覚えていない。
あれ? 最後はどうなったんだっけ? と思う作品が結構多い。

今読んだら、かん子さんの言うとおり
「え? こんな話だったの?」と驚くことになりそう。。
ちょっとコワイような、楽しみなような。(^-^;)

子どもの時には、読み飛ばしていた「大人の事情」がわかるこの歳になって読んだら、
全然別の物語が浮かび上がってくるんだろうな、と思います。

それと同時に、子どもの時に共感した感覚を思い出すことができるかな。
普段、大人の顔をして忘れているけれど、
わたしの心の奥に核のように残っている「内なる子ども」も、
懐かしい物語のそこここで、わたしを待っていてくれるかも。

家族がみーんなでかけてしまった静かな家で、あるいは、
一人で入った美味しいコーヒー屋さんの隅で、
懐かしいあの本、知らなかったこの本を、ゆっくり読んでみたい、と思いました。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

今こそ読みたい児童文学100 (ちくまプリマー新書)

アマゾンで購入する
筑摩書房から発売された赤木 かん子の今こそ読みたい児童文学100 (ちくまプリマー新書)(JAN:9784480689177)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.