宇宙戦艦ヤマト2199 (2) (カドカワコミックス・エース) の感想

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参照データ

タイトル宇宙戦艦ヤマト2199 (2) (カドカワコミックス・エース)
発売日2013-01-12
製作者むらかわ みちお
販売元角川書店(角川グループパブリッシング)
JANコード9784041205594
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

 今巻はリメイクのアニメ版の第3〜4話に該当するエピソードを収録で、連載時と比較すると巻頭ページはカラー化、加筆や追加ページもあります。
 リメイクのアニメからすると省略されている部分もありますが初ワープ、木星の浮遊大陸での攻防〜波動砲発射、土星の衛星エンケラドゥスで難破船を発見と登場人物のドラマ、メカシーン共に盛り沢山です。

 難破船が何であるかは、オリジナル版のアニメを知る方、リメイク版映像を観た方は想像がつくと思いますがコミカライズでは更に独自の演出が付加してあります。
 付加した内容はコミック第1巻での割愛シーンを補足なのか当初から予定かもしれませんが、ここでこう来るかと同時に私は味わい深い描写だなとも思いました。
 あと、ワープ中の描写もリメイクアニメ映像と異なる表現で、その中でも島が見ている宇宙船が何かは宇宙戦艦ヤマト2199 4 の12話を観て成程なと。

 コミック第1巻でも著者の方がオリジナルのヤマトに影響を受けたと感じるセリフやシーンを加えられている部分が垣間見えました。
 今巻でもそういった所が随所にあり、リメイクのアニメでは敢えて変えた部分を(アニメでの)出渕総監督とは、また違った解釈で(オリジナルのヤマトにあった)シーンやセリフを取り入れた点もオリジナルのヤマトに対する著者の想い入れもすごく感じます。

 月刊誌の連載でリメイクアニメの話数と差は開きつつありますがエピソードがワープしすぎる事無く、地球までの帰還をがんばって描きとげて欲しいです。
 ちなみにヤマトのオフィシャルHP(YAMATO CREW)では「ゆきかぜ」のカヴァー付き仕様もありました。

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