他人のカネで生きているアメリカ人に告ぐ ―リバータリアン政治宣言― の感想

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タイトル他人のカネで生きているアメリカ人に告ぐ ―リバータリアン政治宣言―
発売日販売日未定
製作者ロン・ポール
販売元成甲書房
JANコード9784880862743
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

「これから「正義」の話をしよう」のマイケル・サンデル(ユダヤ系社会主義者)の寝言よりも遥かにお勧めだ。
Mサンデル/ハーバード大教授はイスラエル式の社会主義、そして政府による規制と中央集権を理想としている。なぜ彼が高級な知識人としてアメリカで持ち上げられているのかというと「官僚制の権限拡大と規制強化に都合がよいから」ということが本書を読んで納得した。
マイケル・サンデルはアメリカ版御用学者だったのだ。
古く同様に孔子の唱える仁義礼智信も漢と毛沢東時代に重用された。副島隆彦によると、中国人民は儒教は支配側の理想思想にすぎないことを十分わかっている。だから儒教は驚くほど人気がない。

この本は現役アメリカ上院議員による政府支配の暴露本である。1970年から凋落していく原因は無制限に刷りまくる紙切れ(ドル紙幣)と規制による生活コスト、製造コストの上昇であると断罪している。
たとえばアメリカの医療費が世界で一番高いことは誰もが知っているが、ほんの数十年前のアメリカは貧乏人でも誰でも気軽に地域のお医者さんに通えたと医者であるロンポールは指摘している。医師の倫理観が強く、日本のように国民健康保険制度がなくても、平等に医療を誰でも受けることができた社会であったという。1970年代から医療は変質した。公的医療保険制度が導入され、医療行為に政府(官僚)が介入してきたことにより、病院や現場の医師が政府監視下に組み入れられたことで、医療行為自体がリスキーとなったと指摘している。
そして官僚を動かしているのは保険会社と製薬企業などのロビー活動であることは本書で指摘されるまでもなく明白だ。本書はアメリカ政府によるアメリカ国民の搾取の実態であるが、このまま属国日本の真の姿でもある。
本日オペレーション・トモダチの請求書をヒラリーが持ってきた。たった4時間程度の滞在で二兆円との噂だ。明日にでも菅は官僚の作文を読むことになるだろう。「復興財源は増税で」と。

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