変見自在 サダム・フセインは偉かった (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 変見自在 サダム・フセインは偉かった (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 高山 正之 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101345901 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » マスメディア » ジャーナリズム |
購入者の感想
サダム・フセインの処刑から一年が経過した。
その後のイラクは混とんそのもの。
サダムが「恐怖(アメリカ合衆国談)」で押さえつけていたイラクは、問題の少なくない所だったが平和で女性にもきちんと権利が与えられていたイスラム圏では珍しい国家だった。
それが今やテロだらけ。
一般市民が安心して暮らせる国ではなくなっている。
高山正之氏のコラムは辛口なところが大きな魅力。
なかには日本での報道とは大きく異なるところがあるので「ホンマかいな」と思いたくなることもはじめのうちは少なくない。
たとえば、本書の冒頭にはミャンマーのことが書いてある。
このミャンマーのことなんか他者が書いている書籍や記事などと全く違うが、実際にミャンマーへ行ってミャンマー人に会って話してみたりすると、このコラムの内容が「本当」で、朝日新聞など日本国内の報道内容が「偏向している」ことが確認できてがく然とする。
こういう「知っているけれど誰もホントのことは書きません」ということに真っ向から対決しているのが本書の著者の最大の魅力・
「サダム・フセインは偉かった」
確かに、誰も言わないけど、それが真実かもわからない。
痛快コラム集。
その後のイラクは混とんそのもの。
サダムが「恐怖(アメリカ合衆国談)」で押さえつけていたイラクは、問題の少なくない所だったが平和で女性にもきちんと権利が与えられていたイスラム圏では珍しい国家だった。
それが今やテロだらけ。
一般市民が安心して暮らせる国ではなくなっている。
高山正之氏のコラムは辛口なところが大きな魅力。
なかには日本での報道とは大きく異なるところがあるので「ホンマかいな」と思いたくなることもはじめのうちは少なくない。
たとえば、本書の冒頭にはミャンマーのことが書いてある。
このミャンマーのことなんか他者が書いている書籍や記事などと全く違うが、実際にミャンマーへ行ってミャンマー人に会って話してみたりすると、このコラムの内容が「本当」で、朝日新聞など日本国内の報道内容が「偏向している」ことが確認できてがく然とする。
こういう「知っているけれど誰もホントのことは書きません」ということに真っ向から対決しているのが本書の著者の最大の魅力・
「サダム・フセインは偉かった」
確かに、誰も言わないけど、それが真実かもわからない。
痛快コラム集。