シェイクスピア全集 (〔28〕) (白水Uブックス (28)) の感想
参照データ
タイトル | シェイクスピア全集 (〔28〕) (白水Uブックス (28)) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ウィリアム・シェイクスピア |
販売元 | 白水社 |
JANコード | 9784560070284 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 戯曲・シナリオ » イギリス・アメリカ |
購入者の感想
四大悲劇の中でも、悲しく難しい話だと思います。親子の愛情と裏切り、リア王と3人の娘の主筋と、グロスターとエドガー・エドマンド親子の副筋、非常に凝った筋になっているように感じました。リアとグロスターは立場、状況は違っても親子の情に関する悲劇という点では同じであり、盲目になることがどんなに怖いことかという事をわからせてくれます。
始めは、道化のセリフなども難しく、何を言っているかよくわからなかったりしました。しかし、読み進めていくうちに道化の言いたいこと、なぜリアがそこまで狂気に陥ってしまったのか、エドガーが何故狂気じみた乞食に変装するのかなど・・・徐々に理解できるようになりました。
小田島さんの訳は、このような非常に難しい作品でも、わかりやすく訳されているので物語の中に入り込みやすいです。
また、道化のセリフ、狂気乞食に扮したエドガーのセリフなどは特に面白く訳されているので、非常に読みやすく、そして何度でも読んでしまいたくなる本です。是非、リア王を読むなら小田島さんの訳で読んでいただきたいです。
始めは、道化のセリフなども難しく、何を言っているかよくわからなかったりしました。しかし、読み進めていくうちに道化の言いたいこと、なぜリアがそこまで狂気に陥ってしまったのか、エドガーが何故狂気じみた乞食に変装するのかなど・・・徐々に理解できるようになりました。
小田島さんの訳は、このような非常に難しい作品でも、わかりやすく訳されているので物語の中に入り込みやすいです。
また、道化のセリフ、狂気乞食に扮したエドガーのセリフなどは特に面白く訳されているので、非常に読みやすく、そして何度でも読んでしまいたくなる本です。是非、リア王を読むなら小田島さんの訳で読んでいただきたいです。