金持ち父さんの２１世紀のビジネス の感想

　原著は2010年。著者は「金持ち父さん」シリーズで有名な富豪。
　曰く・・・
　どうやって起業家になるか。ただやるだけ。やるしかないからやる。もしやらなければビジネスはできないのだから。起業家は、顧客、投資家、従業員の３つの集団から資金を集める。従業員を雇っているとしたら、彼らにモノやサービスを生み出させて、彼らに支払う額の１０倍のお金を儲けさせてくれるようにする。それができなければ会社はつぶれる。
　自分の生活の中に今とは違うお金の流れを作り出したいのなら、新しい仕事を見つけるよりも、新しい友人を見つける必要があるかもしれない。
　人びとと分かち合うビジョンの力だけで物事を実現する力がリーダーシップである。偉大なるリーダーは、聞いている人がその目で見ることができるほど活き活きと語ることができる。
　お金は、最高のリーダーのいるところに流れ込む。
　多くの人が不動産でお金持ちになれない理由は、十分なお金を持っていないから。一般的には、最高のお買い得物件は高額。お金をあまり持っていない人のところに回ってくる取引は残り物であることが多い。
　みたいな話。

人生はお金が全てではない。しかし、お金がなければ生きてはいけない。
そして、サラリーマンは収入を自分でコントロールすることはできない。何故なら、会社や国が自分に対して労働の対価としてお金を払ってくれるから。その金額は払う側の裁量によって変わる。では、それ以外に収入の形はないのか？その方法がこの本には書いてあります。これから、社会情勢は時事刻々と変化し、いつ何が起きてもおかしくない状況にあります。大企業に勤めていれば、安心の時代も終わりました。これからは、自分の人生の責任は自分でとる必要があります。その為にこの本があります。