アメリカ最高の医師が教えるガンに勝つ極意 の感想

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この本の後書きにこう記されています。
これまでの二十数年間、アメリカの国立衛生研究所は天文学的な研究費を投入してガンに勝つ道を模索してきました。しかし…ガン患者の生存率はとくに変わっていません。

そして、冒頭にはこう記されています。
信ずることにより奇跡を起こす人がいます。
生きて尽くすことがある患者はその切実さによって奇跡を実現してきた。
ガン患者がポジティブだと良い方向に進む。心がまえが大きな差になる。

著者は主にアメリカでガン治療をしてきた韓国人医師です。
数十年にも及ぶ膨大な臨床例から導き出した「延命につながる法則」が冒頭の言葉に集約されているのです。

私は数年前に食道ガンで父を亡くし、それからガンについての本を多読するようになりました。
勘三郎や木村功の奥さんが書いた闘病記、江國滋本人の闘病記、新谷弘美医師や近藤誠医師の著作等々。

人間いつかは死ぬし、長生きをすればまずガンになる。避けられない。
ガンの予防にも、現在闘病中の方にも最適な一冊と感じました。

読み終えた一冊は自身の蔵書にします。そして闘病中のゴルフの師匠にも一冊Amazonから送りました。

追伸：ガンの本に書いてある予防法はみな共通。でもそれがなかなか難しい。