ＳＮＳの超プロが教える　ソーシャルメディア文章術 の感想

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評価が高かったので購入してみたのですが「期待外れ」というのが率直な感想です。
これは著者自身も言っているのですけど、まず“文章術”の本ではありませんよね。

主にSNSにおいての“コミュニケーション術”について言及されているのですが、
正直なところ、これもどうかと。

たとえばフェイスブックやブログなどでコメントをもらう方法として‥
「相手のページにいってコメントをつけまくる」ですとか、精神科医でなくても
分かるような基本中の基本ですし、あと記事中にコメントが欲しいという旨を書く？
著者はそうすればかなり高い確率でコメントをもらえると言っているのですが、
はたしてどうでしょう。そんなことをしても来ない人は来ませんよね（苦笑）

後半になるにつれて段々と退屈な内容になっていきます。
SNSのルールについてや、文章の基本的な書き方といった類。
出だしは精神科医らしく、なかなか引きこませてくれた内容だっただけに残念です。
（今思えばまんまと“策略”にハマってしまいましたね）

著者はこれでもか？というくらい成功談を繰り出してくるのですけど、少しうんざりしてきます。
多少失敗談なども織り交ぜた方が、より著者を身近な存在に感じられて良かったと思うのですが。
（芸能人じゃありませんしね）

同時期にでた月野氏やコグレ氏の関連本？
すべて読みましたけど、これらの方がまだ読める内容だったかなと、個人的に感じてしまいました。