決断力 (角川oneテーマ21) の感想
参照データ
タイトル | 決断力 (角川oneテーマ21) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 羽生 善治 |
販売元 | 角川書店 |
JANコード | 9784047100084 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 趣味・実用 » 将棋 |
購入者の感想
半分は表題の通り決断力について語られており、残りは将棋の世界事情について述べられているという印象。
特に一章、二章は、著者の思考回路を覗けるかで興味深い。「直感の7割はただしい」とあるが、これは裏付けのある知識と確かな経験を持つ者が言えることだろう。他書でも見られる考え方ではあるが、筆者は深い思考から決断しているイメージがあったので「直感力」を述べているのは
意外感あり、また興味深った。
特に一章、二章は、著者の思考回路を覗けるかで興味深い。「直感の7割はただしい」とあるが、これは裏付けのある知識と確かな経験を持つ者が言えることだろう。他書でも見られる考え方ではあるが、筆者は深い思考から決断しているイメージがあったので「直感力」を述べているのは
意外感あり、また興味深った。
将棋の世界は命を削り合うギリギリの世界である。その中で長らくトップであり続け、また史上初の7冠を戴冠した天才羽生が将棋を通じて、人生観や仕事観を語る。
日進月歩で型の研究が進む将棋界にて、現状維持は退化を意味し、羽生といえども日々の猛勉強ご欠かせず、成功している最中に自己を否定し、次のステップを目指さないと置いていかれてしまうという。また、最新の手は若手が詳しいということもあり、トップ棋士が若手やアマチュアに意見を求めることは珍しくないという。
そんな将棋の世界を通じて、成功に安住せず、猛烈な努力を続けることの尊さや謙虚に学ぶ姿勢に「天才とはなにか」を考えさせられた。
プロとはすごい世界。
日進月歩で型の研究が進む将棋界にて、現状維持は退化を意味し、羽生といえども日々の猛勉強ご欠かせず、成功している最中に自己を否定し、次のステップを目指さないと置いていかれてしまうという。また、最新の手は若手が詳しいということもあり、トップ棋士が若手やアマチュアに意見を求めることは珍しくないという。
そんな将棋の世界を通じて、成功に安住せず、猛烈な努力を続けることの尊さや謙虚に学ぶ姿勢に「天才とはなにか」を考えさせられた。
プロとはすごい世界。