2014年度用 鉄緑会東大化学問題集 資料・問題篇/解答篇 2004‐2013 (単行本) の感想

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参照データ

タイトル2014年度用 鉄緑会東大化学問題集 資料・問題篇/解答篇 2004‐2013 (単行本)
発売日販売日未定
販売元角川学芸出版
JANコード9784046532817
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購入者の感想

問題は直近10年に加え、「名作セレクション」として2003,1997,1991年度のセット、及びそれ以外の年度から問題を選んで作った一回分のセットが掲載されている。
長所
・問題は本番に近いレイアウトがなされている。但し計算用の空白のページは無い。
・答案作成上の注意が書かれていて、かなり参考になる。また、各セットごとに理想的な答案例が載っている。
・各問ごとに予想される配点が載っているので自己採点がしやすい。また、科類ごとの目標点数が書いてある。(化学が得意な受験生を想定)
・解説が詳しく、かなりしっかりしている。赤本、青本、25ヵ年よりも断然分量がおおい。
・巻末に解答用紙のサンプルがあり、コピーして使えるようになっている。(本番と同じように罫線が引かれているがそっくりではない。東大実戦の解答用紙が本番に非常に近いので手に入るならそちらを使うべき)

短所
・重くて持ち運ぶのに不便。
・高い。

その他
・単位は現行課程のものに直されている。

まとめると「高くて重いが、解説がしっかりしていて答案作成に重点をおいた問題集」といったところか。
お金に余裕があれば買ってもよいと思う。

追記2014/4/19
無事合格した。全部やった上での感想を書こうと思う。
この問題集の最も良い点を挙げるならば、大学レベルの内容について躊躇わずに書いていることだろう。
入試問題、とりわけ東大の化学では題材が高校の教科書を逸脱した内容のものが多数見受けられる。(もちろん高校までで習う知識で解答可能だが。)それゆえ赤本などの解答解説を読んでも「この問題の解き方はわかったけど結局何がしたいの?」となることが多いのではないか。実際私はそうだった。
だがこの問題集では高校生にもわかる程度で大学レベルの内容を解説している。深入りはし過ぎず、問題の背景がわかる程度に、である。本書にあるものをいくつか書くと、ギブズ自由エネルギー、条件付き溶解度積、共沈法 などが挙げられる。

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