ショパン:12の練習曲 作品10/作品25 の感想
参照データ
タイトル | ショパン:12の練習曲 作品10/作品25 |
発売日 | 2008-01-23 |
アーティスト | ポリーニ(マウリツィオ) |
販売元 | ユニバーサルクラシック |
JANコード | 4988005501196 |
Disc 1 : | 12の練習曲 作品10 第1番 ハ長調 12の練習曲 作品10 第2番 イ短調 12の練習曲 作品10 第3番 ホ長調 ≪別れの曲≫ 12の練習曲 作品10 第4番 嬰ハ短調 12の練習曲 作品10 第5番 変ト長調 ≪黒鍵≫ 12の練習曲 作品10 第6番 変ホ短調 12の練習曲 作品10 第7番 ハ長調 12の練習曲 作品10 第8番 ヘ長調 12の練習曲 作品10 第9番 ヘ短調 12の練習曲 作品10 第10番 変イ長調 12の練習曲 作品10 第11番 変ホ長調 12の練習曲 作品10 第12番 ハ短調 ≪革命≫ 12の練習曲 作品25 第1番 変イ長調 12の練習曲 作品25 第2番 ヘ短調 12の練習曲 作品25 第3番 ヘ長調 12の練習曲 作品25 第4番 イ短調 12の練習曲 作品25 第5番 ホ短調 12の練習曲 作品25 第6番 嬰ト短調 12の練習曲 作品25 第7番 嬰ハ短調 12の練習曲 作品25 第8番 変ニ長調 12の練習曲 作品25 第9番 変ト長調 12の練習曲 作品25 第10番 ロ短調 12の練習曲 作品25 第11番 イ短調 ≪木枯らし≫ 12の練習曲 作品25 第12番 ハ短調 |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » クラシック » 室内楽・器楽曲 |
購入者の感想
20年前ならショパンのエチュードの全曲盤といえば、まずもってこのポリーニの演奏とアシュケナージの演奏が双璧と言われていたと思う。難曲中の難曲だし、エチュードという性格上、昔の大家は、たとえばホロヴィッツなどのように自分の好みに合った曲だけを演奏・録音していたから、全曲録音というのはあまり多くなかった。今でも、アルゲリッチは全曲録音をしていない。
アシュケナージの演奏も、アシュケナージらしい美しい音と深い情感をたたえた演奏で、そのいくつかは特に素晴らしいものだと思う。幸運にも最初に聴いたポリーニの演奏でこの曲が大好きになった私は、この曲のCDを見つけてはさまざまな演奏を聴いてきたが、未だこの二人の演奏を超えるものを知らない。
そして、私はアシュケナージに大いなる敬意を払いながらも、ポリーニのこの演奏の神がかり的な完璧さ--確か最初に買ったLPの帯に「これ以上何をもとめますか?」と書かれていた--に畏怖に近い気持ちを抱いている。ポリーニ本人といえど、再びこれに匹敵する演奏・録音をすることは難しいのではないか。それくらい奇跡的な唯一無二の演奏だと思う。
アシュケナージの演奏も、アシュケナージらしい美しい音と深い情感をたたえた演奏で、そのいくつかは特に素晴らしいものだと思う。幸運にも最初に聴いたポリーニの演奏でこの曲が大好きになった私は、この曲のCDを見つけてはさまざまな演奏を聴いてきたが、未だこの二人の演奏を超えるものを知らない。
そして、私はアシュケナージに大いなる敬意を払いながらも、ポリーニのこの演奏の神がかり的な完璧さ--確か最初に買ったLPの帯に「これ以上何をもとめますか?」と書かれていた--に畏怖に近い気持ちを抱いている。ポリーニ本人といえど、再びこれに匹敵する演奏・録音をすることは難しいのではないか。それくらい奇跡的な唯一無二の演奏だと思う。