陰陽師―瀧夜叉姫〈上〉 (文春文庫) の感想
参照データ
タイトル | 陰陽師―瀧夜叉姫〈上〉 (文春文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 夢枕 獏 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784167528171 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
陰陽師シリーズは、7〜8年くらい前にはまった。
そのときに一気に読んでしばらくご無沙汰だったのは、新刊出るのに時間がかかりすぎてチェックしてなかったから。
で、久しぶりの陰陽師。
大好きです、陰陽師シリーズ。
久しぶりに読む夢枕獏の文体(擬音が独特だったり、短い分を重ねて雰囲気をかもしだしてたり)が、ちょっとうっとうしい時もあるけど、でもそんなの気にするな!ってくらい、グイグイお話に入っていけるのはさすが。
ものすごくいい作家だとか、深い話だ、なんて言わないけど、夢枕獏は第一級のエンターテイメント作家だと思う。
これは、陰陽師シリーズでは2作目となる長編(もうひとつの長編『生成り姫』もすごく良かった!)。
上下巻でかなり長いけど、一度も飽きずにグイグイ読める。
いろんなキャラクターが登場しているが、蘆谷道満がいい味だしてた。
映画化するなら山崎努がいいなぁ。
でも、長編だからか、ほかの濃い登場人物たちに圧されて源博雅がちょっと存在感薄かったかも。
あと最後の方になって、瀧夜叉姫のキャラが変わったと感じたのはまちがい?
物語の初めでは、ものすごく禍々しくて妖かしそのものだったのに・・・。
とにかく、こういう“読む前から絶対に面白いと分かっている”シリーズって安心して読めるのがうれしい。
そのときに一気に読んでしばらくご無沙汰だったのは、新刊出るのに時間がかかりすぎてチェックしてなかったから。
で、久しぶりの陰陽師。
大好きです、陰陽師シリーズ。
久しぶりに読む夢枕獏の文体(擬音が独特だったり、短い分を重ねて雰囲気をかもしだしてたり)が、ちょっとうっとうしい時もあるけど、でもそんなの気にするな!ってくらい、グイグイお話に入っていけるのはさすが。
ものすごくいい作家だとか、深い話だ、なんて言わないけど、夢枕獏は第一級のエンターテイメント作家だと思う。
これは、陰陽師シリーズでは2作目となる長編(もうひとつの長編『生成り姫』もすごく良かった!)。
上下巻でかなり長いけど、一度も飽きずにグイグイ読める。
いろんなキャラクターが登場しているが、蘆谷道満がいい味だしてた。
映画化するなら山崎努がいいなぁ。
でも、長編だからか、ほかの濃い登場人物たちに圧されて源博雅がちょっと存在感薄かったかも。
あと最後の方になって、瀧夜叉姫のキャラが変わったと感じたのはまちがい?
物語の初めでは、ものすごく禍々しくて妖かしそのものだったのに・・・。
とにかく、こういう“読む前から絶対に面白いと分かっている”シリーズって安心して読めるのがうれしい。