パシフィック・リム [DVD] の感想

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参照データ

タイトルパシフィック・リム [DVD]
発売日2014-09-03
監督ギレルモ・デル・トロ
出演チャーリー・ハナム
販売元ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
JANコード4548967091298
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション

購入者の感想

ハリウッドに対する日本オタク文化の侵略(メキシコ経由)が素直に嬉しい。真っ先に思い出したのは「男女合体」で「異次元人」ヤプールの超獣と戦った「ウルトラマンA」。
でも、いくら日本の特撮とアニメを詰め込んでみても隠しきれずに出てしまう違和感こそがアメリカの「個性」というもの。

まず、覚えたての「神経接続」でパイロットどうしをつないでしまう。パイロットの「自我が一つ」でないと動かせるはずがない、と考えるのがアメリカ人なのだろう。日本では三人とか五人の操縦者が「心を合わせて」戦うことはあっても、「自我を統一してから戦う」なんて絶対に考えない。だいたい1号機と2号機のパイロットはケンカしてばかりだ。「パワーレンジャー」は見てるはずだが、やはり譲れないところなのだろう。

次に、「ジャンボーグA」風モーショントレース式操縦方法。苦労して統一した「自我」なんだから、このオレ様がパンチを出したら当然ロボットもパンチを出すべきだ、ということか。わかりやすくて熱くなれるのはわかるけど、二人で踊ってるようで微笑ましい。日本のロボットは「心」や「気合」で動かすもんだ。その点で「エルボーロケット!」を叫ぶのは正しい。

最後に、操縦者が自我の確立した「大人」であること。そんな大人なら「巨大ロボ」で怪獣と「格闘」しようなんてバカげた戦い方は思いつきもしないはずだが、そこは気にならなくなったらしい。ついにアメリカの理性もいい感じに壊れてきたようで嬉しい。ドラマ的にも少々壊れていたのが残念だが、もう少しでいいオタクになれる。
次回作ではぜひ、自我もあやふやな少年少女に操縦させてほしいものだが、アメリカ人にはまだ早いかなあ。

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