無限の住人 [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトル無限の住人 [Blu-ray]
発売日2017-11-08
監督三池崇史
出演木村拓哉
販売元ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
JANコード4548967345902
カテゴリDVD » ジャンル別 » 日本映画 » アクション

購入者の感想

監督作品が好きで、全て所有していますが、この作品もお気に入りとなりました。はなちゃんの演技が上手くて安心して見られました。

戦犯扱いからの起死回生、
木村クンには珍しく番宣出まくり→全国行脚→公開→大コケで、
『ざまーみろ』って思った方が多かったんじゃないかな?
私がそれだったんですが、いざ観てみると・・・
いやぁ…凄いねぇ… 凄まじいねぇ…
冒頭の100人斬りで、心を鷲掴みされてしまった。
迫力ありすぎて、映画と分かってても正視する事ができなかった。
(心臓が弱いもので…)
昔観た『どろろ』と話が似てたのがちょっとアレなのと、
クライマックスの殺陣シーンが長すぎたのがアレだったけど、
大丈夫かな?と思ってた木村クンの演技が払拭してくれた。
ご家族、恋人同士で観に行ったりする類の映画ではないので、
大コケしたのは当然だったんでしょうが、
にして、カッコいい木村拓哉を観れたのがショックだった。

やるじゃねーか木村!

私の住んでるトコだけかも知れませんが、最近は時代劇が激減(BSは別ですが)しております。
銃を撃ちまくるパターンも好きですが、剣(刀)で切りまくるパターンも好きです。
かと言って、昔の作品はブシュ!バシュ!と風切り音だけ…
現代作品は、血は飛び散るし傷口もリアルで、地上波では放送されないでしょうね…
しかし、観賞する側にとってはリアリティーがあった方がイイに決まってますのでアリです。
俳優陣も演技派ばかりなので、シッカリした映画に仕上がっております。
この手の作品は原作と違う等と言われがちですが、これはこれで全然面白いです。
昔の作品の様に、主人公が一太刀も浴びる事無く家臣を全滅させる では無く
基本は殺し合いですので、相手も死に物狂い、主人公も太刀を浴びて泥臭い戦いをする。
私の好きなパターンです。

原作の単行本も持っているファンです。

まず原作ファン目線で言わせてもらうと、非常に勿体無いというのが第1印象です。
私はアンチ木村拓哉(男版浅野温子でどの役でも変わらない、声がこもってしまう等)でしたが、この作品で少し(笑)印象が変わりました。

キムタクは正に「万次」でした。
原作の雰囲気を壊す事なく、そのものでした。
他の出演者もハマり役で、福士蒼汰も原作を知っている人からすると「なるほど!」と思えました。
ただ、市原隼人の場合は演技というよりも、そのまま地が出てた感じがしました(笑)

じゃあ何が勿体無いかというと、時間の制約上キャラは深く掘り下げられず、展開も駆け足感が否めません。
最後のヤマ場は確かにスゴかったですが、原作にはなく強引に持っていって、はい終了といった展開。
ほぼ原作に忠実(途中まで)で、キャラもハマっていただけに勿体無いと思いました。
前半の無理ない流れからすると、「20世紀少年」のように3部作くらいでも良かったんじゃないかなぁと。
ただ、原作がそんなに有名ではないので、当たるか当たらないか分からない未知の作品を3部作にする冒険は出来なかったのが現実だったと思いますが…。

ただこの映画をきっかけに原作を知って、興味を持ち始めて原作を読んでもらえたら幸いです。
あと最後にほぼ忠実と書きましたが、唯一設定と明らかに違うのが、万次の衣装です。
万次の着物の背中には漢字の「万次」ではなく原作は記号の「卍」です。
恐らく某記号と間違えられるので、漢字にしたのかなぁ…。

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