国難の正体――日本が生き残るための「世界史」 の感想

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タイトル国難の正体――日本が生き残るための「世界史」
発売日販売日未定
製作者馬渕睦夫
販売元総和社
JANコード9784862860651
カテゴリ » ジャンル別 » 社会・政治 » 外交・国際関係

購入者の感想

  ロスチャイルド、ロックフェラー等の国際金融財閥が、二十世紀から今日に至るまで、いかにして世界の政治・経済を支配しているか。著者は公開資料と外交官としての経験をもとに、歴史と現実世界の事象の背後を洞察することによって、彼らの支配構造と戦略思想を明らかにし、現在標的にされている日本の国難を浮き彫りにしている。歴史の書き換えを迫る憂国の書である。

  本書の特徴は、ユダヤ系国際金融財閥がアメリカの独立以来、国籍を越えてどのように連邦準備銀行(FRB)を支配するに至ったか、その経緯と仕組みを強調していることである。このFRBとユダヤ系の実業家、銀行家が構成メンバーの中心を占める外交問題評議会(CFR) とを中核とした支配体制は、大統領が誰になっても維持され、大統領側近はこれらの組織が推薦した人物で占められてアメリカの対外政策が決定される。すなわち既にユダヤ系国際金融財閥はアメリカを支配下に置き、さらにアメリカの国力を利用して確信を持って世界を支配しつつある。

  この視点から見ると、引用されている二十世紀の謎に満ちた歴史的事象も理解できるし、現在進行中のグローバリズム、突如現れたTPPも、二千年世界を彷徨したユダヤ民族の国境を否定する思想の表われであることが良くわかる。

  レビュアーは近現代史に親しむ過程で、アメリカ外交の戦略性や継続性に強く印象付けられたが、これらは一体何に由来するのか、また大東亜戦争は支那、満州をめぐる日米の覇権争いと云われながら、なぜ戦後アメリカは支那、満州を速やかに支那共産党に委ねたのかが数年来疑問であったが、思いがけずに腑に落ちる視点を得ることができた。

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