「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった! (WAC BUNKO) の感想

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タイトル「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった! (WAC BUNKO)
発売日販売日未定
製作者馬渕睦夫
販売元ワック
JANコード9784898317075
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

近代史の流れを金融の視点から捉えている点では、これまでにない新鮮さを感じた。
革命にも戦争にも資金が必要だ。歴史的出来事の背景にある金融の動きがわかると、数々の歴史的な疑問が解けてしまうというのだ。
たとえば、「第二次世界大戦のときに、敵同士であるはずのアメリカとソ連が、なぜ手を組んで日本を倒そうとしたのか」「同盟国であるはずのアメリカが、日本の歴史認識を批判するような行動をとるのか」など、人々が疑問に思うようなことが、金融に着目すると実にすんなりと納得できてしまう。

大きなリスクや犠牲を伴う戦争で利益を得るのは、戦争資金を融資した国際銀行家と、軍需産業の軍産複合体だ。彼らが利益を得続けるためには、世界各地に対立の構図と作る必要がある。
近年、超大国アメリカを動かし、グローバリズムを推し進めているのは、ロンドン・シティやウォールストリートのユダヤ系国際銀行家だが、彼らが強大な力をもつに至った思想や背景が、優しい語り口でていねいに記されている。

さらに、「冷戦は、米ソが協力してつくりだした八百長」「朝鮮戦争はアメリカ、イギリス、ソ連が結託して演出した戦争だった」など、驚くべき内容が満載だ。
これまで私たちが信じていた史実は、実は嘘だったということになるが、それは、マスメディアや教科書などによって日本を貶めるための洗脳が行われてきたからだ。既得権益を守ろうとしているマスメディアや政治家によって歴史が歪められてきたことになる。
TPPや慰安婦問題、拉致問題など、米中韓と様々な軋轢が生じているが、それらの歴史認識攻勢に打ち勝つためにも、国民が洗脳の事実に気がつき、歴史の真相を知る必要があるとまとめられている。
今だからこそ、読んでおきたい一冊だ。

 この世を背後で動かしているのは、特定の国に属さず、政府に金を貸して戦争と革命を起こさせて国家を弱体化させ、自らの影響力を高めようとする「目に見えない統治機構」である、という事実を説き明かした衝撃の一冊。著者の著書を読むのはこれが初めてであるが、国境という概念を取り払うことで見えて来る、世論と政府と金融を操作する闇の勢力の存在と、それが全世界に及ぼす強大な影響力を喝破した、著者の大きな思考力と深い洞察力には敬服する他ない。本書には、世界史の流れに潜む不可解な謎を渙然氷釈させる鍵が示されており、また、本書は、国際機関は国家間の利害の調整を図る中立的な立場で仕事をしているのだろうということを露も疑わずにいる多くの日本人の世界観を根柢から覆す力を有していると言ってよい。
 アメリカが、日本がアジアで大国化するのを防ぐために、マス・メディアを通じて周辺国との揉めごとが続くように誘導していることは、最近読んだ田母神俊雄氏の一連の本で知っていたが、本書を読み、それは、アメリカ自身の意志と言うより、その背後に潜む勢力の意向であった、ということに合点が行った。彼らが、ワシントン政府の動向の大部分を握っているとしても、完全に握っているわけではないであろうから、例えば、アメリカが、空襲と原爆投下というホロコーストで日本との戦争に勝ったことへの罪悪感から、「アメリカは正義の国であり、アメリカのやることは常に正しい。」ということを日本人に対して殊さら喧伝する辺りは、あの国自身の思惑であるようにも思われるが、場合によっては、これにも、自分たちが操作している情報の正当性を担保しようという闇の勢力の狙いが働いていることも考えられる。

衝撃的なタイトルに魅かれて買った本です。読んでみると、正しくは、「反日中韓」を操るのは、ユダヤ人に牛耳られたアメリカだったということになりそうです。

以下、本書の主要部分を要約すると、

〇ユダヤ人について
・ユダヤ人も、過去、国を持ったこともあったが、ことごとく滅ぼされてしまった。たとえ、国を持たなくても生き残る方法はないかと考え、世界各国に散らばって住むという離散(ディアスポラ)という考え方にいきついた
・世界各国に散らばっても生き残れるために、金融力で世界を支配しようと考えた
・彼らが最終的に求める論理は、人類全体を国家から解放すること=グローバリズム=社会主義である

〇アメリカについて
・アメリカの中央銀行(FRB)もユダヤ人に支配されている
・アメリカの政権やエリート層を疲弊させるために、ベトナム戦争を引きおこした
・今では、アメリカの政権やエリート層もユダヤ人が多くを占めるようになっている
・アメリカの狙いは世界のアメリカ化=ユダヤ主義を基盤とする社会主義化である
・アメリカは対日戦争に勝利し、占領期間中に、日本をアメリカ化しようとしたが、日本国民の民度が高かったため、アメリカ化できなかった
・そこで、中国・韓国に反日を言わせ、日本を牽制して、東アジアを抑えようとしている

このように、全てを、ロスチャイルド家に代表されるユダヤ人のせいにすることについては、異論もあることは承知していますが、著者は、ロシア革命から第一次世界対戦、大東亜戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争等々、20世紀の色々な事件を通じて、ユダヤ人の関与を証明していきますので、類書と違い、信憑性はあるかと思います。

ただ、いずれにしても、東アジアに脅威が迫っている中、同盟国であるアメリカは信用できない国であることは確かであり、軍事力はもとより、歴史観、教育等々、他国に依存しない自立国家になる必要があると痛感しました。今まで以上に、広い目で、国際関係を見るために、有益な本だと思いました。

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ワックから発売された馬渕睦夫の「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった! (WAC BUNKO)(JAN:9784898317075)の感想と評価
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