月刊WiLL (ウィル) 2015年 10月号 の感想

今月号も、「安保法制」「戦後７０年談話」を中心に、面白い記事がありましたので、レビューします。

〇民主党が出した３人の恥かき首相（九段靖之介氏）

・首相経験者５人が、安保法制は「立憲主義に反して違憲だ」とする意見書を安倍首相に送った。細川護照、羽田孜、村山富市、鳩山由紀夫、菅直人の５人
・いずれもロクでもない首相で、この日本に「負の遺産」を残しただけだ
・丸腰の「珍しい国家」を夢想するのは勝手だが、「わが国は国民を拉致されようが、領土を奪われようが、何があろうとていこうしません」と宣言すれば、中国や北朝鮮は得たりや応と、なおも押し出してくるに違いない
・この岡田とパククネの会談に先立ち、パククネの妹が日本からの帰路、韓国メディアに向けて答えた
ー「日本の神社参拝は先祖を訪ねていくもので、１００年前の先祖が悪いことをしたから子孫が参拝をしないというのは人の道にもとる」
と日本の閣僚らの靖国神社参拝を正当化し、
-韓国が関与するのは内政干渉だ
と主張した
・さらに、
-天皇が頭を下げているのに、なぜ首相が変わるたびに謝れと言うのか
と韓国国民の対応を批判した
・またさらに、
-日本は韓国の経済発展の基になることを沢山してくれたのに、被害者意識だけ抱いていては国益にならない
と強調し、慰安婦問題については、
-元慰安婦を始め苦痛を受けた方々に対しては、韓国国民が国内で面倒をみなければならない
と述べた
・韓国の世論調査によれば、姉妹の父親は、歴代大統領で第１位の評価を保っている
・彼が結んだ日韓条約は、「これにて相互に一切の請求権を放棄する」と定めた。終生、日本を多とした
・姉妹は父親のこの思いを知っているはずだ。なのに二手に分かれる
・妹の日本に向けた感謝の言葉は、姉の対応をたしなめるものでもある
・岡田はこれを聞いて恥ずかしくないのか。姉に会うより、この妹に会って教えを乞うたらどうか

〇「安倍談話」百点満点だ！（渡部昇一氏）