世界を操るグローバリズムの洗脳を解く の感想
参照データ
タイトル | 世界を操るグローバリズムの洗脳を解く |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 馬渕睦夫 |
販売元 | 悟空出版 |
JANコード | 9784908117145 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 社会・政治 » 外交・国際関係 |
購入者の感想
本書は近世の西欧史において金融勢力が政治的な事件や戦争をどのように引き起こしていったか、その流れが現代のグローバリズムにどのように繋がっているかを解説している。2015年時点での解説であるが、誰もが予測し得なかったその後の大きな状況の変化(トランプ大統領の登場)を加えると、本書の内容は現時点とも整合性が取れていると言える。
世界史の教科書に書かれている「清教徒革命」の経緯やその顛末は我々の感覚からすれば何がやりたかったのかよく分からない話になっているが、本書は我が国では教科書が決して教えない部分を指摘しながら明快な解説をしてくれる。米国建国の時から内在されてきたその遺伝子がいよいよ発現し、現代米国において深刻な破壊因子となり多くの犠牲を生じる結果となった流れがよく理解できる。もうひとつの重要な流れが三国干渉や日露戦争からロシア革命への展開である。
「用済みのソ連解体」という見方はこれまで考えたことも無かったが、マネー独裁確立の手段としての共産主義という視点は、真の目的を隠すためのレトリックという点で参考になった。実に多くの人々を犠牲にしてきたマネーの歴史は本当に恐ろしいと痛感させられる。
世界史の教科書に書かれている「清教徒革命」の経緯やその顛末は我々の感覚からすれば何がやりたかったのかよく分からない話になっているが、本書は我が国では教科書が決して教えない部分を指摘しながら明快な解説をしてくれる。米国建国の時から内在されてきたその遺伝子がいよいよ発現し、現代米国において深刻な破壊因子となり多くの犠牲を生じる結果となった流れがよく理解できる。もうひとつの重要な流れが三国干渉や日露戦争からロシア革命への展開である。
「用済みのソ連解体」という見方はこれまで考えたことも無かったが、マネー独裁確立の手段としての共産主義という視点は、真の目的を隠すためのレトリックという点で参考になった。実に多くの人々を犠牲にしてきたマネーの歴史は本当に恐ろしいと痛感させられる。