【 義理の姉との7日間生活 】の商品 - P1 - DMMの通信販売

義理の姉との7日間生活-7
【内容】表紙:1p裏表紙:1pキャラ紹介:1p扉絵:4p本編:78p【ストーリー】昨日寝る時、明音さんが頭を撫でてくれた。もう泣き止んでるのに…でも、正直嬉しかった。「私達、よく泣くね」まどろみの中でそんな声が聞こえた。好きな人と一緒に居たいだけなのに、何でこんな思いをしなければダメなのか…心底悲しいし恨めしいけど、誰にぶつければイイかわからない。目覚めると、ほとんど同時に明音さんも起きた。すぐに何度かセックスをした。俺達はもう、どちらともなく自然とカラダを絡めるようになっていた。「オシッコするトコ見たいです」この人は多分自分の変態性を隠すのをヤメたみたいだ…。でもまぁ…今日で最後だしな。寂しいし、思い残す事は無いようにしたいのは、俺も同じ。ところでこの人、今日の夜から…どうするんだろ?俺は俺で、まず明音さん無しの夜に慣れないと…。昨日、俺は明音さんに告白した。今の俺は自分でお金を稼げないし、明音さんもまだ学生だ。だから、準備が出来たら、その時正式に付き合おう…と。明音さんは「はい」と答えてくれた。血の繋がりは無くても、姉と弟がとなると…きっと難しいよな。陰で色々言われたりするのかな。俺達の両親はそんな事はしない人だけど…とりあえず驚くだろうし、祝福してくれるかは…正直わからない。でもそうなった時、明音さんを守れるようにならないと。既に一線を超えてしまったけど、今の俺には明音さんと付き合う資格は無い。…んだけど結局避妊も全然してないし、明音さんの薬に頼ってる。ホント、ちゃんとしないと。うん…ちゃんとする。でも…ごめんなさい。あと数時間だけ、溺れさせて欲しい。


義理の姉との7日間生活-6
【内容】全82p表紙:1p表紙(ロゴ無し):1p扉絵:3pキャラ紹介:1p本編:65pおまけ:11p【ストーリー】起きた時頭に浮かんだ言葉は、「時間が止まればいいのに」だった。今日は明音さんと「恋人として過ごす日」。そして、丸一日2人きりで過ごせる、最後の日。時間は…4時前。時計の長針を止めれないかと1分程願ってみたが、当然無駄だった。明音さん…大好きな人と1日過ごせるのに、気分が暗い。1秒が惜しいし、恨めしい。昔、時間が止まった空間に2人きりで閉じ込められて脱出するって内容のアニメを観た事がある。あのアニメのキャラが心底羨ましい。俺なら脱出なんてせず、ずっと明音さんとそこで暮らすのに。そんな事考えてる時間すら勿体無い。明日の夕方には、戻らなければいけない。姉と、弟に。やばい…そう考えるだけで泣きそうになる。明音さんは…どんな気持ちなんだろう。そう思っていると、明音さんが目を醒ました。「眠れませんか?」そういえば、3、4時間しか寝てない。でも、それも当然だ。小さい頃、日曜日の朝は決まって早起きだった。学校は無く、何をするか考えるだけでワクワクして、眠っている時間が勿体なかった。そして、1日が終わりに近づくと、いつも思っていた。「ずっと今日が続けばいいのに」昨日の昼からろくに食べて無いから、腹が鳴る。明音さんは朝食を作ると言ってくれたが、その時間すら惜しかった。外は…晴れているらしい。俺は、明音さんに提案する。「コンビニ行かない?」この時間なら、近所の人や友達に見られる可能性は低い。もし見られて、何かあったら面倒だ。俺はいいけど、責められるのは大人の明音さんだ。早く大人になりたいな。時間は止まって欲しいけど。大人か…できれば身長は高くなりたいな。少なくとも、明音さんよりは。大学も、なるべくいいトコ出て、お金をたくさん稼げるようになりたい。大きい家に住んで、いい車に乗って、その車で休みの日は買い物や温泉に行ったり。大人になったら…明音さんを幸せにしたいな。俺達の家は静かな所にあってそれは良いんだけど、住宅街でコンビニやスーパーに行くには、少し歩かないといけない。普段はそれが面倒だと感じていたが、今はそれが嬉しかった。夜道を明音さんとゆっくり歩く。手を繋ぎながら。デートって…こんな感じなのかな。住宅街を抜けて、階段を登る。この方が坂を登るより近道だ。もう明るくなり始めてるけど、月が綺麗だった。聞こえるのは遠くで一匹だけ、蝉の鳴き声だけ。会話は無い。手を繋いだ時から2人とも黙ったまま。でも、信じられないくらい幸せだ。…それも、今日までなんだな。何となく、明音さんも同じ気持ちなんだろうなってのが分かった。俺と同じで、幸せだけど、憂鬱な…そんな気持ち。だから、ちゃんと言葉にしないといけないと思った。いつかの後悔が、背中を押す。俺がどう思ってるか、伝えないと。時間が過ぎるのは止められないから、「今」を大切にしたい。俺の言葉を聞いた明音さんは、優しく笑ってくれた。作り笑顔じゃない、本物の表情。今日が終わる前に、もっとこの笑顔を見たいな。


義理の姉との7日間生活 5(下)
表紙:1pキャラ紹介:1p扉絵:3p本編:53p【ストーリー】失敗した。恋に堕ちてしまった。彼に全て話した。割愛はしたが、脚色はせず、私のしたことを全て。自分から体の関係を結んでおきながら、身勝手の極みである事は重々承知しているが、彼の告白を受けて、もはや他に方法は無かった。なのに、彼の反応は素っ気ないものだった。私は、失望を望んだのに。私を見限り、本来あるべき幸福を見つけてほしかったのに。できる限りの償いも、する覚悟だったのに。でも彼は言う。「今の私が好き」と。何故か、涙が溢れてしまった。涙を盾にする女にだけはなるまいと決めていたのに。彼に抱きしめられて、いよいよ抑えが効かなくなった。まるでコドモの様に泣いてしまった。この感情が何なのか、理解出来ない。ただ、あの出来事以降、今の今まで自分の中にあった何かが、涙と共に溶けて行くような感覚があった。彼に言われるままに、初めてゲームで遊んでみた。私の隣ではしゃぐ姿を見ていると、普段落ち着いてはいても年相応の少年なんだなと、改めて実感する。途中、彼のスマホに着信。お義母さんからだ。見ないフリをしていた罪悪感が一気に広がり視界を覆う。彼が通話している最中、まるで犯罪者の様に息を潜めた。いや実際犯罪者なのだが。それでも会話は聴こえて来る。どうやらお父さんと話しているらしい。彼が室外に出る。何か私に聞かれるとマズい事でも話すつもりなのか。もしかして、私達に起きた事を…?いや、まさか…。いけないと理解しつつも、聞き耳を立ててしまった。彼がお父さんに伝えたのは、感謝の気持ちだった。彼の実の父親は離婚後家を出て行ったらしい。その後、彼の母…お義母さんがずっと辛そうにしているのを、傍で見守って来た。母親にある程度見切りをつけていた私と違い、まだ幼く、甘えたい年頃の彼にとってそれは…どれほどのトラウマだろうか。それでも彼は、「母を幸せにしてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えている。逃げてばかりの私と違い、自分や家族と向き合おうとしている。前に進もうとしている。恥ずかしい。一瞬でも疑念を抱いた事。なし崩し的に彼と、家族との事から目を背けようとしていた事。これほど自分に対する怒りと失望に満たされた事はかつて無い。これ以上、自分を嫌いになりたくない。彼のスマホを奪う様にして、お義母さんに感謝を伝えた。そして…もういいだろう。認めてしまおう。健全な形ではなく、この先も私は彼にした事を後悔して生きて行くだろう。それでも、今この時彼を想う気持ちにだけは、一片の偽りも無い。「私も…ハルさんが好きです」改めて裸で向き合い、信じられない程心臓が跳ねる。これが、好きな人との…。彼の求める事には全て応えたい。彼を幸せにしたい。その気持ちは膨れ上がる一方で、かつて無い多幸感に満たされた。…そうは言っても、自慰行為を見せて欲しいという彼の言葉に、「はいわかりました」と直ぐに応じれる程、私の心臓は強く無い。お父さんのワインをコップに注ぐ。この飲み物のせいで失敗ばかりしてきたが、素面では彼の要求に応える事は難しい。だが、問題がある。私は、お酒に弱い。お酒を飲むと、起きた事を断片的にしか思い出せなくなる。彼との時間を、一瞬たりとも忘れたくはない。でも…あぁそうか。私はある方法を思いつく。不安だが、多分バレないだろう。終わった後すぐに寝て、その後知らぬ存ぜぬで通してしまえばいい。迷っている時間は無い。もうすぐ、「5日目」が終わってしまうのだから…。


義理の姉との7日間生活-5(中)
表紙:1pキャラ紹介:1p扉絵:3p本編:66p【ストーリー】彼と初めて会ったのは、顔合わせの食事会。お父さんの再婚するヒトに子供がいるというのは、再婚前から聞かされていた。「…ハルです。よろしくお願いします」「明音です…。よろしくお願いします」彼との初対面で交わした言葉はその程度。以降、まともに会話した記憶は無い。朝廊下ですれ違えば挨拶する程度。私が彼位の年齢の頃、ほとんど男の子と会話した経験が無いせいか、彼との距離感を図りかねていた。どう接したら良いかまるで分からない。ある日急に一緒に暮らす事になった義理の姉。彼は私をどう思っているのだろう。私が彼なら…私になど話し掛けて欲しくは無い。何の面白味も無ければ愛嬌も無い…つまらない女。それに…もし変に距離を詰めてしまえば、また私の悪癖が顔を出しかねない。男を見るなり、如何わしい感情を抱くクセ。だからこのままで良いのかもしれない。もう2年もすれば私も社会人になる。それをきっかけにこの家を出れば良い。それまでの関係。ただの同居人。彼にはまだ未来がある。私のような汚い女と、関わる必要なんて無いのだ。どうかそれまで、何も起こりませんように…。なのに私は懲りずに、彼との愛欲に身を委ねている。過去から何も学ばない女。だから彼に勘違いをさせた。私の事を「好き」だなんて…。きっと彼は性欲と愛情を取り違えているのだろう。だから彼に話した。私の過去を包み隠さず。私がしてきた事を知れば幻滅するだろう。百年の恋すら冷めるはず。どう償おうか…とりあえずこの家からは、就職を待たずに出るべきだろう。数年距離を置けば、彼にも恋人ができ、私への一時の感情など綺麗に消えて無くなるはず。ただ…私の彼への想いはいつ消えてくれるのだろう…。


義理の姉との7日間生活-5(上)
※注意※おねショタ描写無しヒロインの過去編です【内訳】表紙:1pキャラ紹介:1p扉絵:3p本編:70p【ストーリー】「平凡」を絵に描いた様に、可も無く不可も無く、平坦で刺激は無く、大きな挫折も無く、成功も無い。そんな人生を17年送って来た。その中で唯一と言っていい大きな出来事。母の浮気、そして父との離婚。昔から母の興味が私に向かう事は少なかった様に思う。ならば虐●や育児放棄をされていたのかと、それも違う。食事も作っていたし、父兄参加の学校行事にも顔を出していた。だがその中で、母が私に笑顔を向けた記憶が無い。逆に怒られた記憶も無い。テストでいい点を取っても、家の物を落として割ってしまっても、母は大きな反応をする事は無かった。私が○校に入学した後に、両親は離婚した。原因は母の浮気だが、これに関して一つ、私は父に隠している事があった。母が浮気している事を、私は知っていた。ある日偶然、見てしまったのだ。母が、見知らぬ男性と腕を組んで歩いている姿を。少なからずショックを受ける自分に驚いたが、それは母が浮気していたからでは無い。その男性に向ける、母の初めて見る「笑顔」。その瞬間何となく理解してしまった。母にとって子育ては義務だったのだと。産まれた子供は育てなくてはいけない。ただ別に産みたかった訳ではない。快楽の失敗か、周囲からの圧力か、もしくは父の願いだったのか。果たして私は、望まれて生を授かったのか?ただこれだけは理解出来た。母は私に興味が無かったのでは無く、疎ましかったのだ。父では無い男性に向けられる、「女」としての母の表情がは、あまりにも雄弁だった離婚して間も無く、父は仕事を休みがちになり、遂には休職してしまった。嗜む程度だったお酒の量も増え、毎日部屋でうなだれている。無口だが真面目で優しかった父をここまで堕落させる程、父は母を愛していたのか。愛…好き…概念では知っているが、実感として理解出来ない言葉。平凡を絵に描いた様に、可も無く不可も無く、平坦で刺激は無く、大きな挫折も無く、成功も無く、好きも嫌いも無ければ、愛とも縁遠く…その内に年老いて独り土に還る。それが、三澤明音の人生なのだろう。だから、私に関わらないで欲しい…他人との会話は息が詰まる。クラスメイトというだけで、関わった事すらないのに。彼女達は言葉を続けた。「三澤さんさぁ、合コンとか興味ない?」


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