これまでのあらすじ
『異端児の内在的インセンティブ』
4 件の感想が投稿されています
少し昔、とある大陸にある栄えた王国。
その国の王室の小さなお嬢様が突然、恐らく人類初であり人類最凶であろう、いわゆる“超能力者”のようなものになってしまった。
彼女はごっこ遊びのようにその力を振り撒き、自分の家来や家族たちを神を象った何かに変化させ、操った。
さらに彼女は、神様の次は天使よね、と、無邪気に笑いながら生物かすらも判然としない人形のような物体をも無から次々と造り上げた。
その頃には既に彼女の力は彼女の意志と関係なく大陸全土に広がり、人々は元の自身とはかけ離れた存在へと変化し、それぞれが特有の超常の力を持つようになってしまう。
無事だった人々は、変わってしまった仲間たちの猛攻を協力しながら掻い潜り、海を渡った。
そして命からがら新大陸に流れ着いくことに成功する。
それは故郷のあった大陸と比べればこそ島かと思うほどの小ささだったが、それでもあまり人口の多くない彼らには広すぎるくらいの新天地だった。
彼らはさっそく各々で領地を拡大していき、驚くべき速さでいくつかの都市国家を築き上げた。
すると、彼らに次なる問題が訪れる。
一般人のふりをして船に乗り込んでいたのか。或いは、ついに例の力がこの大陸にまで及んできているのか。それは分からない。
しかし、彼らが確かに気づいたのは
「例の力に因って人でなくなった者たちが、自分たちの中にいる」
のだということ。
人々は初めこそ騒ぎ、暴動や迫害紛いのことも行われた。
しかし時が経つにつれ、例の力に当てられた者が全て怪物のようになってしまうわけではないということも判明してきた。
親しい家族が力を持ってしまった、ということさえ珍しくないのだ。全員を全員殺戮することは流石に出来ようはずもなかった。
だが、その力を持つ者たちがいつ自分たちを襲うとも分からない。彼らは総じて協調性や共感性に欠ける傾向があり、その多くは恐ろしいほどの狂暴性を持つのも事実だった。
そこで彼らは、その特異な力を持つ者たちの中でもある程度の社会性を持っている者に限り、常に自分たちの監視の及ぶ状況にあること、あらゆる場面で自分たちの戦力になることを条件に、一部の生存権を認めるようにした。
彼らに『異端』という蔑称を与えて。
これはそんな都市国家の1つ、ユピアの人々と、同じくそこに住む異端児たちの物語。
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リレー希望です。
とりあえず3話ほどはこちらの方で投稿してみようかなと思っておりますが、それが繋げ難かったら別の分岐を立てていただいても大丈夫です。
つちくれは小学生の頃から社会科のお勉強とか一般的な常識とかボロボロなのでその辺は気にしないで下さい…(切実)
とりあえず、異端かどうか見分けるのには「異端が傷を負うと、その血は光り輝いてすぐさま宙に消えてしまう」という性質がある。って設定です。
他にご不明な点や至らぬ点ございましたら是非お気軽にどうぞ。
……設定とかガバガバなのでお答えできるかは保証しかねますが…。
よろしくお願いします。
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筆者:つちくれ 読者:68 評価:0 分岐:1
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このストーリーの評価
つちくれ #0 - 17.12.04
くーたさんどうもです笑
いやー、何か始めたくなってやってみたはいいものの、完全に人様が参加しにくい感じになってしまいそうで不安です……。
「じゃあどうせなら毒盛りまくっちまおっかな」なんて個人的な趣味に走りきってしまうことも考えてしまっている始末です……笑
いやー、何か始めたくなってやってみたはいいものの、完全に人様が参加しにくい感じになってしまいそうで不安です……。
「じゃあどうせなら毒盛りまくっちまおっかな」なんて個人的な趣味に走りきってしまうことも考えてしまっている始末です……笑
くーた152 #0 - 17.12.03
すごく面白い☆
あー
ブロリーさんが何かやってる笑
どシリアスに直行しそうな物語ですね
お察しのとおり大好物ですはい
ブロリーさんが何かやってる笑
どシリアスに直行しそうな物語ですね
お察しのとおり大好物ですはい