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ゲッター #1 - 15.06.28 02:42

　以前から考えていた東方鷹虎蝗系のオリジナル小説を書ことにしました。タイトルのRRRはレンコと読みます。
　主要キャラは次の一話から登場します。
なお、原作の仮面ライダーOOOとは異なる設定が飛び出したり、登場キャラの元の設定などが違っていたりしても怒らないでください。
　こういう小説は初めて書くものですから…

　８００年前――、日本は戦乱の嵐にあった。
　
　日本に突如として、異形の魔物が現れた。全ての常軌を逸した存在。人はそれを畏怖を込めて「妖怪」と呼んだ。
　妖怪達の目的は、人間社会を破壊し、妖怪にとって理想郷を作り上げることにあった。そのため、力の弱い人間はその奴隷と食料にしようと考えた。
　対する人間側は妖怪の思惑通りになる事を拒み、強力な妖怪集団に、各方面に位置する武将は軍団を率いて、妖怪達に立ち向かう事を決めたのだ。
　
　こうして人間と妖怪の大戦争が勃発した。

　……だが、しかし。
　
　そのあまりの強さ、人知を超えた不可思議な能力を自在に操る妖怪に、多くの武将は次々と倒され、または貪られるように食われていく。各方面の地域は妖怪の傘下となっていった。

　開戦から日本は完全に妖怪側の天下になりつつあった。

　そして、日本はもはや終わりかと思われたが、その窮地を救う者達が現れた。
　それは、妖怪と戦う為に修行を積み重ねて、彼らと対等に渡り合える人間であり、「妖怪退治」と呼ばれる者達だった。
　妖怪退治の人間達は幻想的な衣装を身に纏い、そして、妖怪と同じような不可思議な能力を兼ね備えていた。

　妖怪退治の人間達は、果敢に妖怪達に立ち向かい、そして、一匹、一匹と倒していく。倒した妖怪は、妖怪退治の人間が使う不思議な術により、円形の貨幣のようなものに封じ込めていった。
　妖怪を封じた貨幣は、誰の手にも届かぬ場所に密かに封印したという。

　そして、それから８００年の時が過ぎた。
　　
　続きの物語は西暦２０１５年の日本で起きる。

　平穏な日常が突如として破られる事を、人々は知る由もなかった……。

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