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メイドチルノの活躍

ゲッター # - 14.05.23 00:39
チルノが、紅魔館で妖精メイドとして活躍するお話でも書こうと思い付きました。
自分がピクシブでメイドチルノばかり描いていたのが原因なんですけどねw


この記事のまとめ

ナレーター「紅魔館に働くことになったチルノ。
しかし、次こら次へと襲いかかる紅魔館メンバーの悪戯にチルノは無事でいられるのだろうかっ!」

※この小説はR-12的な内容を含みますw

レスポンス


ゲッター # - 14.06.14 14:56
■第二話 チルノとレミリア

「それで咲夜。その子が新しいメイドなのかしら?」
 紅魔館の主のレミリア・スカーレットは目の前にいるチルノを見て、怪訝な目で言う。
 チルノは咲夜とお揃いのメイド服を着用している。チルノは普段着なれない服装に戸惑っているが、悪い気はしていないようだ。
「はい、そうですお嬢様。チルノが今日から新しい妖精メイドとして働きます」
 つとめて丁寧な物腰で言う咲夜に。
「まぁ良いわ。それでチルノとか言ったっけ? ちょっとこっちに来なさい」
「チルノ、お嬢様が呼んでいるから行きなさい」
 咲夜はチルノの両肩に手を置いて、耳元に囁くように言う。
「…わかった」
 チルノはレミリアの隣に行くと、レミリアはチルノの姿をまじまじと見る。
 そして、レミリアはいきなりチルノのスカートをぴらっと捲る。
「わひゃっ!? なにすんのよッ!」
 突然のレミリアのスカート捲りにチルノは赤面して、スカートを両手で押さえて叫ぶ。
「ふーん…なかなか可愛い下着を穿かせて貰っているじゃないの。ちょっと羨ましいわ~」
 爽やかな笑みで言う言葉ではない。
「あれは私が悩みに悩んで選びましたからね。お嬢様に気に入って頂けて光栄の極みです」
 微笑む咲夜だが、鼻から赤い血が出ているので台無しだ。
 二人のやらしい雰囲気にチルノは自分が選んだことに口外を感じ始めていた。
 
 お茶を交えながら、レミリアとの会話をする。チルノは話の内容はあまり理解できていなくて、戸惑うが、別にレミリアは気にしていない様子だった。

「チルノ、夜になったら私の部屋に来なさい。いいわね?」
 お茶が終わり、自室へと帰るレミリアにチルノはとりあえずうなづく。
「…? うん」
 そうするとレミリアは、
「そう。楽しみにしているわ♪」
 と、嬉しそうに言った。だが、そのなかに下心が隠されていることにチルノは気づいていなかった。

11 件のレス

ゲッター # - 14.06.01 03:56
■第一話:咲夜のスカウト

「あたいがあんたらの所で、働くの?」
 チルノは目を丸くして言う。それを咲夜は微笑む。
「そうです。しかもチルノ、あなたは暇だと言いましたね? だから今回あなたに【メイドの一日体験コース】をご案内しに来たわけです」
 どこから取り出したか分からないが、咲夜は小さいくす玉を割って笑顔で言う。
 そんな咲夜にチルノは怪訝な表情を見せる。
「なんだか怪しいわね、それ」
 咲夜は内心チルノが賢いことに少しだけ驚き、そして不安にさせた。
(この子、さすがはと言うだけあるわね……。だったら次の作戦に移るまでよ)
 咲夜は次のプランを作り出し、チルノに提案する。
「チルノ? メイド服はね、最強の戦闘服なのよ?」
「! …メイド服が?」
 最強という言葉に反応して、チルノは咲夜の所に着て彼女のメイド服をしげしげと見つめる。
 その様子に咲夜は少しだけ、チルノを可愛いと思ってしまう自分に、変な気持ちになる前に言葉を紡ぐ。
「そうです。私は強いでしょう?」
 咲夜はくるりと一回転して、微笑む。
「確かにね」
 チルノは知っている。咲夜が何もないところからナイフを出して攻撃できるのを。
「確かに咲夜は強いね。本当にメイド服のおかげ?」
 心が揺らいでいるのかチルノは確かめるように言う。
 その一生懸命な感じに咲夜はクラッときそうになる。
「そうですね。メイド服は素晴らしいです。だからチルノにもこの素晴らしさを身をもって体験して欲しいのです♪」
 もう最後の方は咲夜の欲望だった。
 早くチルノのメイド服を見たい、見たい、見たい。
 咲夜は急かす自分にブレーキを掛けるが。ダメだった……。
「とにかくチルノさん、メイドデビューです!」
「え、あ。うん……いいよ?」
 よっしゃあ!
 と、咲夜は心の中でガッツポーズしたのだった。


1 件のレス

ゲッター # - 14.05.23 01:34
■~プロローグ~

「恋符「マスタースパーク」!」
 ドガーン!
 図書館の天井は穴が開き、パチュリーは魔理沙のスペルに吹き飛ばされて、瓦礫が散らばる床にべちゃっと倒れる。
「むきゅー!!」
「それじゃあこれは借りていくぜ~!」
 目的を果たした魔理沙はにこにことほうきにまたがりこの場を後にする。
「もっていかないでー」
 ガクッと気を失うパチュリー。
 外へと出て行く魔理沙を見るこの紅魔館に仕えるメイド、十六夜咲夜が手元の銀時計に意識を向けると、
 カチリ……。
 時計の針が止まり、同時にこの世界そのものがセピア色に染まり時が止まる。
 咲夜は何かを手にして、それから床を蹴ってぶち抜けた天井を抜けて空へと舞い、あっという間に魔理沙と肩を並べた。
 戦利品を手に入れた魔理沙の表情は子供のよう。
「いつもいつもパチュリー様に会いに来てくれてありがとう」
 皮肉めいた言葉の後、咲夜は手にしていた物と魔理沙が持つ、パチュリーから奪った本をトレードして図書館へと帰還する。
「もういいわね」
 咲夜は再び銀時計の時を再開させた。
 すると、空の方で大きい爆発音が鳴り響き、同時に魔理沙の悲鳴が風に乗って咲夜の耳に届く。
 ちなみに魔理沙に持たせたのは、時限式の爆弾だ。爆発する瞬間に時を止める事で爆破を封印していたため、時を動かしたので爆発したのだ。
「しかし、まァ」
 咲夜はやれやれと肩をすくめる。
 よくもまぁ、この屋敷の妖精メイドは役に立たないと。この時本気で彼女は思っていた。
 庭を出れば情けない格好で伸びている妖精メイドが山のようになっているし、美鈴は未だに昼寝中……。
 咲夜はため息一つ吐いて、「こら」と美鈴の耳を引っ張る。
「いだだだだッ! 咲夜さんごめんなさい~!」
 これは一大事だと思う咲夜。
 なぜなら、この屋敷の警備の核である妖精メイドが役に立たないからであり、戦力としては使い物にならないから。いくら能力が優れていてや戦いが得意な自分や、美鈴、お嬢様のレミリア、パチュリーがいても魔理沙のような相手がたくさん来たらいずれは疲弊してしまうだろう。
 だから、咲夜はとある妖精に目を付けていた。
 この屋敷の妖精メイドよりかは強いメイドにできるであろう、その妖精を。

 霧の湖。
 蛙を凍らせていたチルノは、背後から歩いてくる咲夜の気配を感じて振り返る。
「またそんなつまらない事をしていたんですか」
 凍った蛙を見て、咲夜は言う。
「まーね。あたいの遊びと言ったらこれしかないしー、今日は大ちゃんも来ないしね―。割と暇なのよ、あたいったら」
「そうですか。なら」
 咲夜は好奇の目でチルノを見る。
「単刀直入に言います」
「?」
「ウチで働いては見ませんか?」
 満面の営業スマイルで咲夜はチルノに言った。

1 件のレス

ゲッター #3 - 15.06.06 09:47
■第5話

「あたいはチルノだよ。あんたは?」
 扉の向こうにチルノは話しかける。
「私はフランドール・スカーレット。ねぇ、お願いがあるの」
「な、なによ」
 えたいのしれない感覚に戸惑いつつ、フランに言う。
「ここから出たいの」
「ここから……?」
 チルノは見上げると、目の前には壁のようにそそりたつ鋼鉄製の一枚扉。
 どうしてフランドールはこの中に閉じ込められているのだろうか? 
 チルノは疑問に思った。
「何でこの中に閉じ込められてるの、フラン?」
「わからないわ。けどこの中は暗いし、孤独なの。助けてほしい……」
 すすり泣く声が扉から聞こえてくる。
 理由もなしに人は何かを閉じ込めない。それは妖怪も同じだろう。
 けれど、頭がよくないチルノはそんなことを考えず、彼女をここから出してあげようと思ってしまう。それが後に大変な事態になることも分からずに……。


ゲッター #30 - 14.12.09 14:18
■第四話~

 チルノはこのバイトが失敗だと感じはじめていて、この屋敷から脱出しようと考えていた。
 だが、チルノは場所がどこだか分からなくなり困る。屋敷が広すぎたせいだ。今彼女がいるのは、燭台の火に照らされて浮かび上がる廊下。
「とりあえず、先に進んでみよう」
 とりあえずチルノは廊下を歩き進めるものの、行き止まりにであってしまい溜め息を吐く。
「行き止まりか~仕方ないから引き返そう……」
 すると隣から何かの音がして、チルノが見たのは頑丈そうな鉄のドアだった。
 声はそこから聞こえる。
 チルノは鍵穴があるのに気づいた。
 そしてチルノは鍵穴に目を近付けて、奥の様子を覗くと、暗い部屋の中に七色に光る羽を着けた少女が佇んでいた。
 少女の目がチルノの視線と重なり、少女の唇が動く。
「アナタハダレ?」
 チルノは動けない。まるで少女の目に自分の目を掴まれたような、不気味な違和感を感じていたから……


ノジン #1 - 14.10.07 17:00
面白いwww

1 件のレス

ゲッター #1 - 14.06.15 13:31
■第3話 夜の紅魔館は危険しかない①

「ここ、よね?」
 チルノはレミリアの部屋のドアの前にに立っていた。
 周りには誰もいない。広い廊下はただただ静寂に包まれているだけ。
 とりあえずチルノは部屋のノックをする。
「入りなさい」
 ドアの向こうからレミリアの声がチルノに届く。
「は、入るわね」
 ドアを開けてチルノを待ち受けていたのは、優雅な調度品に囲まれている室内。そして、柔らかそうなベッドの上に座るレミリアだった。その格好は半分透けたネグリジェに身を包み、あまりの恥ずかしさにチルノは顔を赤く染める。
「あ、あたいを呼んだ理由は何?」
 どぎまぎしながらレミリアの前にたった瞬間。
 ガチャ
「…えっ!?」
 チルノが気づいて振り返ったが後の祭りだ。
「ねぇチルノ」
 レミリアがベッドから降りて言う。
「な、なによ。というかなんでドアの鍵を閉めたの!?」
「うふっ、そんなことは気にしないでさー。チルノって~、メイド服すっごく似合っていて可愛いんだもの」
「…だからなによ」
 危険な香りがするレミリアから後ずさるチルノに、獲物を見つけた獣の目をしたレミリアは言う。
「だから。私に好きにされちゃいなさいッ!」
 レミリアがチルノの背後に一瞬で回り込む。吸血鬼の超人的な身体能力が為せる技だ。
 そしてレミリアはチルノの服のなかに手をするりと入り込ませ、チルノは一気に沸騰して赤面する。
「きゃあッ! レミリアどこを触って…あんっ! んっく…」
 その反応にレミリアはやらしい笑みを浮かべる。
「ん~? もしかしてチルノ、アレかしら? うふふ…。もっとしてあげようかしら?」
 レミリアの手はチルノの白い肌をなで回し、柔らかな質感を楽しむ。
「もうあたい、変になっちゃうッ!」
 チルノは何かに目覚める前に、能力を解放させた。
 レミリアは足元がバキバキと凍りつき、そのせいでバランスを崩して転んだ。
「うー!?」
 チルノはこれ幸いとドアノブを破壊してドアを開けて
廊下へと飛び出した。

7 件のレス

ゲッター # - 14.06.01 04:08
なんかチルノに対して百合な咲夜さんは新鮮だなw


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