斬新な切り口・視点

現在の日本は、
安定したワインブーム（特に日本ワイン）の中にあります。
ましてや今の時期は、
一年で一番ワイン業界が熱い時期です。
ですので、
本書についても手に取りまではそれほどの期待はしておらず、
月並みなワインの特集雑誌かと思っていました。
しかし、
本書の中身はワインマニアをもうならせる内容でした。
とにかく斬新な切り口・視点によるワイン本でした。
この冬、
寄り添いたいワインは「リースリング」であるとの特集記事。
説得力があり圧巻でした。
同じような内容を日本ワインブームにあやかって「甲州」で特集しているものは目にしますが、
「リースリング」でここまで熱く特集を組んでいるのには恐れ入りました。
『大手を含む10本をブラインドで試飲! 男たちのシャンパン』、
『 「フランチャコルタ」って何だ?』、
『注目の産地を巡る!ロワールからの手紙』もよい特集でした。
ワインラヴァーのみなさま！！この本は是非一度、
お目を通してみてください！他のワイン本とは内容が余りかぶらない、
超オリジナルな特集記事だと思います！