大作という事では、間違いない
これはミステリーだったのだろうか?
前半の謎の埋め込みと、
後半の事実の解明という
点ではその通りだろうが、
結局読了してみて
何かドキドキの展開というより、
おのおのの
登場人物への感情移入や、
中学生との設定
故の未熟さに、
昔を思い出しながらいつの間にか
終わっていた感じだ。


法廷編に入るまでもなく、
弁護人神原の裏は、

最終的には予想通りだったし、
裁判で明らかに
なった事は、
おおよそその通りの方向で進んだので
ミステリー的な後半に進むにつれての緊張感
は少なかった。
これは著者もわかって書いていたような
気がする。
また裁判中の検事藤野涼子にしても裁判前半の
弁護人にいきり立つ点も、
話の流れで言えば
ちょっと強引で不自然な感じもした。


という、
読後の感想にもかかわらず、
はっきりいって
一気に読みきった。
それは、
やはり、
ミステリーという
点ではなく、
本作品の中で人間関係が複雑に絡み
合いながら、
その登場人物の知らない面が、
各個人に
否応にもかかわっていき、
お互いに成長していったり
反発したりという人間模様がミステリーに多く肉付けされて
いる点が大きい。


そして旧来のシステム(本作では、
学校と教育委員会)による、

事なかれ主義にながされずに、
進んでいこうとする生徒達
の姿に、
大人になった自分からみて新鮮さを感じたせいかもしれない。


人はそれぞれ、
欠点も長所もあるんだよ、
だから
ひとつの側面を見て判断はよくないかもね、

問いかけられているようで、
反省にもなった。


合計文庫6冊である。
大作であることには間違いないだろうが
それ以上に、
ミステリーでもなく、
事実に基づいたドキュメンタリー
でもなく、
ましてヒューマンドラマでもない。
しかし
読むものをひきつける、
そんな不思議な本でした。
ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)

その他の感想

実戦での使用
このシリーズは日本人として読んで損はありません
夏のスポーツの必須アイテム
とにかくラクチン、取り付け具は樹脂製で、ここがウイークポイント
のりをプラスするとエグミも消え美味しくなる
面白いカタチ
やっぱりおいしいー
夏に向けての準備に
ずっと探していた
色々収納できます
少々がっかり
使い勝手が良い
内容物に若干不満だけど後は最高!
ずり落ちないがやっぱり目立つかも
インクが専用で
音が凄いです
時計拭きに
ホコリ除けとショーアップに
オーリンズ ライクに引かれてイエローを購入しました。
色に注意が必要かな
早期の機能改善・追加を望んでいます
そこそこだが、細部にこだわるならやはり純正を・・・
期待通りの使い勝手の良さ!
セキュリティ万全で多機能な電話機
読み終わるのが惜しい!圧倒的な物語!!
色もクッション性も良し
毎日マイケルと一緒です。
良いです。そして、詰め替えはお得です。
プリンタ側の表示が怖すぎる。けど使っちゃう。
合格は可能
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