リニューアルで得た物と失った物

ライカのミラーレスが出たタイミングでライカ特集．
昔のカメラマガジンを見ているようで，久しぶりに楽しく読みました．編集長も編集者も，今月号は楽しみながら作ったのではないですか．

今の雑誌界全体に言えることですが，広告が入らないとやっていけない現実があります．
カメラマガジンも昔のフィルム中心のころは，コシナの広告くらいしか入らず，その点では苦労していたでしょうが，内容は編集部が楽しみながら作っていることが伝わるすばらしい雑誌でした．

誌面をリニューアルして広告が入るようになったことで，得た物と失った物が交錯していることでしょう．しかし，商業誌である以上，それは仕方ないと思います．同人誌ではありませんから．これからも，少しでもフィルムカメラやフィルムカメラで撮影した作品を載せていってほしいと思います．