図を多用しながら「本の歴史」とは何か説明
前国立西洋美術館長であり、
現印刷博物館館長の東京大学名誉教授・樺山紘一氏の編著です。
他は、
印刷博物館学芸企画室長の宗村泉氏、
同博物館学芸員の緒方宏大氏、
同中西保仁氏による分担執筆でした。
ほとんどがカラーページで、
図版も多く、
ビジュアルを通して内容を理解できるような工夫がなされていました。


通史的な編集ではなく、
各テーマ・項目別の読み物として構成してあり、
通読することで『本の歴史』という大きなテーマを理解するという構成になっていました。
各人の関心事や研究テーマ別の分担執筆によって、
ある項目を知る上での辞書的な使用も可能でしょう。


例えば46ページの「大印刷時代の展開」という聞き慣れない項目を一例として取り上げて見ましょう。

樺山氏も「まだ、
一般化してはいない。
けれども15世紀から次の世紀にかけてのヨーロッパをあらわす言葉として、
たいへん説得力がある」としています。
1450年代前半、
グーテンベルクが金属活字による活版印刷技術を開発してから以降の流れをさしているようでした。
関連する添付図「15世紀、
活版印刷術の広がり」は初めて目にする図でしたが、
その活版印刷のヨーロッパでの広がり具合は興味深い事象でした。


本書の内容を少し記します。

1章 書物という仕組みは(本とはなんだろう 旅のはじめにあって、
紙という舞台 この最強のメディア ほか)
2章 本が揺り籃から出る(アルファベットを書く 書体の工夫、
漢字の書体 ほか)
3章 書物にみなぎる活気(グーテンベルクの存在、
大印刷時代の展開 ほか)
4章 本の熟成した味わい(本は権利のかたまり 著者権と著作権、
本の文明開化 本木昌造と福沢諭吉 ほか)
5章 書物はどこへゆくか(神田神保町 どっこいそれでも古本は生きている、
デジタル化の衝撃 ほか)
図説 本の歴史 (ふくろうの本/世界の文化)

その他の感想

普通に面白いよ
みなさんのレビュー通りでした。
いいヘッドセットだと思います。
ホワイトデーのお返しに使わせてもらいました
耐久性に課題
書類が片付いた
7人のいとこと、個性豊かなおばさんたちに囲まれて
最高でしょ♪
表紙がゆユユユっと行かなくて逆に満足かも
トミカお風呂マット
大変に使いづらいカバンです。
ついてきなシリーズ
無敵のダニー・トレホ
安くて良質
過去問や小学生の語彙に対して適切な内容か?
換えると結構驚き!
吸盤が外れない
リモコンに電源スイッチがない
紀貫之の思いを受け止められて良かった。
サイズは良かった、色は とても 派手だった
レジン液にパウダーを混ぜる時に使っています。
販売店の拡大を求む
(381) 愛情たっぷり
2Eは厳しかったです
半信半疑でしたが、塗り絵は心の健康になるようです。
約束の地、武道館
挑戦中
様々な状況下で書かれた記者によるドキュメンタリー
感激ぃ!!
単品買いよりお買い得感が有りました
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