化学反応

多種多様なアーティストとのコラボが目に付きますが、

目玉はなんと言っても椎名林檎とSOILのコラボレーション、
「殺し屋危機一髪」
椎名林檎の名曲「真夜中は純潔」を彷彿とさせるようなJazzyな浮遊感が絶妙。

聞けば聞くほど癖になります。


他にもジャズシンガーであるJose Jamesとのコラボである、
「Summer Love」
BONNIE PINKとのコラボ曲、
「Hey, Tagger, I’m Here」等は普通に秀逸です。

どの曲も他のアーティストの持ち味が十分に発揮されていながらも、

これは「ジャズ」であるというSOILの芯の部分は失われてはいません。


ただし昔のようなロックなジャズというより、

最早、
完全にJazzyな「邦楽」と言っても過言ではないくらいです。

過去の発狂したかのような、
勢いのあるジャズを聴きたいという方はご注意を。


ゲストメンバーのクレジットを見て、
一人でもお気に入りのアーティストがいるのならば一聴の価値ありです。