更にストーリーが進行中のライヴ

ライヴ本編の映像は約2時間4分。
Specialの「ACCIDENT 2014」は約7分で小室さんによるコメンタリーは約24分収録。

音楽と歌以外に、
演出パートを随所に挟んで進行する点は前ライヴに近い。
但し今回の演出演技は少数で表現。

前ライヴではウツの体調も考慮だったので演出が多い構成だったが、
今回は歌のパートも充実している。

一時期の事を思うとTMのヴォーカルとして何事もなかったように歌うウツの姿が聴き観られる点も嬉しい。


ライヴ冒頭では2013年「FINAL MISSION -START investigation-」のダイジェスト的な映像とLOUDのMVと繋がりを演出。

そして、
LOUDの音楽パートへと。
LOUDの前奏が実にステージの幕開けに相応しい事を改めて感じた。

まるでSF映画の宇宙船の制服の様な衣装に身を包んだメンバーの演奏、
歌う姿が今回の世界観を言わずとも理解出来る雰囲気だ。

1曲終わると演出パートに入り謎の物体を前にウツと木根さんがパソコンのキーボードを操作する姿が…。

ライヴを会場で観られた方も初めは驚いた事と思う。
今回の演出パートは順を追ってそれが何か？という意図もある。

最後まで順番に進行するので演出の詳細は未見の方の楽しみの為、
詳細は避けておきます。

映像からはウツたちの演技に目が行きがちだが傍らで小室さんが演奏しつづけている点も耳を傾けたい部分。


曲アレンジはアルバム「DRESS2」にて先に発表されていたので初めて聴く驚きは、
少し薄くなったが逆に耳に馴染んだ音とも感じた。

中にはライヴ独特の音やアレンジもある。
特に小室さんのソロパートはやはり聴き所。
ラフな演奏プレイも観られる。

ウツのヴォーカルも伸びやかに、
木根さんは演奏だけでなくサングラス越しの演技にも不思議な安心感がありますね。

曲では、
やはり「Be Together 2014」での3人のそれぞれの所へ行ったり来たりする点が一番楽しそうにも感じます。


コメンタリーでセットリストは去年のライヴ、
今年この10月末からスタートするライヴの橋渡し的な意味からの選曲との事。

「I