様々な場面で役立つ一冊

地域包括職員として、
住民や専門職が一緒に地域包括ケアを共有していける資料を探していました。

2014年に出された地域包括ケア研究会の報告書でも、
新たに「規範的統合」という言葉が用いられていますが、

住民・専門職・行政が、
一緒に地域包括ケアシステムを共有するのは、
なかなか難しいものです。

そういった現場の悩みにこたえるべく、
本書は、

住民の方や民生委員さんが読まれてもよいような、
分かりやすい言葉と構成でつづられ。

また、
私達包括職員が、
住民の方向けにプレゼンテーションする資料を作るときにも役立つ分かりやすい資料が満載。

そして、
後半部分は、
各地域の実践事例をみながら、
自分の町の地域包括ケアシステムを考えていくことができます。

地域包括ケアシステムを絵に描いた餅で終わらせない。

『規範的統合』を現場で実現する一助となる数少ない書籍です。