AKAI以外のアプリで使用した場合の症状。

自分はiPhone/iPod touch用のDAWアプリ「nanostudio」で使用する為に本機を購入しました。

しかし、
使用していく内に完全対応の純正アプリ「AKAI SynthStation」とは異なり、
不完全な反応がnanostudioで出て参りましたので、
症状を以下に記載させて頂きます。


１．本機のパート選択ボタン「SYNTH１」「２」「３」「DRUMS」の内、
「DRUMS」ボタンを選びnanostudio上で音出しすると、
トラック４のシンセ・鍵盤音が鳴る。
（打楽器パートはnanostudio使用時には選択が出来ない為、
ドラムトラックはiPhone画面での直接入力が必要です）

２．シンセ音を使用中に「C4」から「C5」周辺の音域で音出しすると、
シンセ音に加えドラム音が混ざって発音される。
その状態でリアルタイム録音をすると、
不要なドラム音が意図せず作られてしまう（この場合、
トラック５に不要なドラム音が作られるので、
既に作ったドラム音と混ざるのを防ぐ意味で、
最初からトラック６でビートを作るのが無難です）。


３．PITCHベンダー横のMODが反応しない（nanostudio以外の他の鍵盤アプリでは正常に動作します）。


４．本機の電源を入れiPhoneをドッキングし、
nanostudioや他の鍵盤アプリを立ち上げると、
パート選択ボタンが点灯せず、
鍵盤も鳴らない（対処法としては、
SynthStationのアプリをダウンロード済みである場合、
ドッキングして数秒待つと勝手にSynthStationのアプリが立ち上がり、
ボタンが点灯します。
その後SynthStationを終了しnanostudioや他の鍵盤アプリを立ち上げると、
問題なく使用が出来るようになります。
アプリと本機の間で動作が不安定になった場合、
一旦そのアプリを終了してiPhoneを抜き、
再度ドッキングしてAKAIのアプリを立ち上げると動作が安定することが多いです）

・・以上、
nanostudioと同期させた際の不具合を記載致しましたが、
上記以外はレイテンシの問題などもなく、
リアルタイムでの録音がサクサクと出来るので、
このキーボードを購入して大変満足致しております。