「自分の足で立て!!」 ソローによる力強いエール。
この「森の生活」の本の中には有名な一節がある。

それはソローがなぜ森で生活をし始めたかの理由を語る部分。


『私が森へ行ったのは、
思慮深く生き、
人生の本質的事実のみに直面し、
人生が教えてくれるものを自分で学び取れるかどうか確かめてみたかったからであり、
死ぬときになって、
自分が生きてはいなかったことを発見するようなはめには陥りたくなかったからである。
人生とはいえないような人生は生きたくなかった。
生きるということはそんなにも大切なのだから。
また、
よほどのことがないかぎり、
あきらめるのも嫌だった。
私は深く生きて、
人生の精髄をことごとく吸いつくし、
人生とはいえないものはすべて壊滅させるほどたくましく、
スパルタ人のように生き、
幅広く、
しかも根元まで草を刈り取って、
生活を隅まで追い込み、
最低の限界にまで切りつめてみたかった。
そして、
もし人生が厳粛なものであるとしたら、
身をもってそれを体験したかった』

ソローは世捨て人ではなく、
むしろ誰よりも「生」を積極的に肯定し、
それを真実に生きようとした人物であった。
そして、
そんなソローに言わせると街中で習俗や習慣にはまって惰性的な生活をしている人々は「生きていない人々」であった。


『実在が架空のものとされる一方で、
虚偽と妄想が確固たる真理としてもてはやされている。
もし人間が実在の世界だけをしっかりと観察し、
迷妄に陥らないようにすれば、
人生は─われわれが知っているものに例えると─おとぎ話やアラビアンナイトのようになるだろう。
必然的なもの、
存在する権利のあるものだけを尊重するなら、
詩と音楽が通りに鳴り響くだろう。
急がず賢明に生きてゆけば、
偉大な、
価値あるものだけが永遠の絶対的存在であり、
卑小な不安や快楽は、
実在の影にすぎないことをわれわれは知るだろう。
実在するものは常に心楽しく、
崇高である。
だが、
人々は目を閉じて眠りこけ、
甘んじて外見に惑わされているために、
あらゆるところで型にはまった因習的な日常生活を打ち建て、
固定させている。
そうした生活は、
やはり純然たる幻想を基盤としているのだ。
森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫)

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安心純正品
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4袋目です
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