文明の衝突の先
1996年にSamuel Huntington氏が世に送り出した「文明の衝突」は 国際関係論に大きな影響を与えました。
イデオロギーをベースにした超大国による冷戦体制の終焉にあたり、
文明、
文化圏をベースにした多元的拮抗体制への移行を予見した著者の洞察には感嘆するばかりです。
冷戦終了後、
東欧周辺で広まった民族紛争(チェチェン、
アゼルバイジャン、
アルメニア、
クロアチア、
セルビア、
ボニスア)の解説は彼の論理を支持すると共に時事問題の歴史的背景理解の参考にもなります。
大局としては、
アジア地域の経済的発展、
イスラム圏の人口増加により、
近代化で先行し軍事力を背景に勢力を拡大した西洋の相対的競争力の低下を予想。
米国の多文化主義に懐疑的、
西洋(ヨーロッパ)の将来は米国の西洋文化へのコミットメントに掛かっていると結論付けます。
日本については特異な文明として孤立するリスクを指摘も、
揺れる文明(Swing civilizations)としてロシア、
インドと共に、
今後の三大文明である西洋、
中国、
イスラムとの連携が鍵と見る。
彼の予想は、
日本はアジアでの成長を享受するため中国との連携を強め、
インドは中国の勢力を牽制するため米国(西洋)との連携を強める。
文明の大規模な衝突を回避するため、
大国の他文明の紛争介入のリスクを警告。
異文化との共通項を探り、
相互理解を深めることが普遍的文明の向上に繋がるのではないかと結びます。
共通の利害と価値観を共有して初めて成熟した国際社会が成立する、
との指摘。
これから、
文明間の鍔迫り合いを超えて、
地球温暖化や気候変動等の世界的危機を機会に変えられないのか。


The Clash of Civilizations: And the Remaking of World Order

その他の感想

意外と重宝
丈夫で自立する分、厚みが邪魔
難解な刑事訴訟法を楽しく学ぶ
替刃?買い替え?
専用ポットに入れるだけ
歩き快適!
買って正解!
病気時の使用
マフムートの成長が感慨深い。
プリアンプとして使用しています。
やっぱ、「古賀茂明・辛坊治郎」程度では、「橋下徹・田母神俊雄」の命がけ組には勝てへんわ
これしか使えません
すんなり頭に入っていきます
これこれ。という感じでした。
シティの城としても通用しそうな手堅い造りのアレンデール城
蘇れ!俺の西鉄ライオンズ
新しい刺激
歌唱は良いのに
なるほど納得、目からうろこです
ママチャリクロスバイク・3台 いつも空気圧は適当!
デザイン・色良し
ありのままのDreamが満載です!!
美味。
「超」入門とはいかない本です。
点と線
とても耳心地がいい名曲
特徴を活かせば素晴らしいシューズ
マットが・・・・
他のメーカーと変わらないのに、断然お得です。
1日で壊れた
戻る