内容がネーミングに振り回されている

子供が教材として使っていたので、
一緒にやってみましたが、

正直かなり突っ込みどころが満載でした。

ネーミングからも聞いて覚える発想の教材なのに、
付属のCDはチャンツ形式で
単語と和訳（一つ）のみの構成。

一番聞きたい例文の音声は別売りで約1000円のDL版。

書籍の最終ページには「例文音声はこちら」的な無料と錯覚してしまう案内があり、

（それもアルク社ページに行きわかりにくい）最終的に有料とわかるというもの。


iPhone用アプリもあるので購入してみましたが、
1日16語ずつのカリキュラムなのに学びたい日付を選択することが難しい。


うーん、
書籍といいCDといい、
スマホアプリといい、
どれも完成度が低い。


とりあえずコンテンツは作ったが、
さてどうやって学習させようと後からやっつけで編集したとしか思えません。


例文のクオリティも微妙で、
恐らく似た意味の単語を一緒に覚えさせるためなのでしょうが、

同日の学習に類似語が詰め込んであり、
かえって混乱するような印象です。


また、
チャンツでは代表的な和訳1つを覚える構成なのに、
例文では別の意味で文章が作られているものもあります。


あくまで私の印象ですが、
あまりコンセプトが定まらないのに作ってしまい、

とりあえず特徴を出すために音声教材の方にイメージを「寄せた」ために
どの分野も中途半端になってしまった感じがします。


音声教材をうたうのであれば、
CD4枚組くらいにして、
例文や派生語も全て音声収録してしまい、

テキストは確認用の小冊子にするくらいの割り切りがあればよかった。