名著だと思う。本書が紹介する技術を知らずに、挫折を繰り返すのはもったいない。
小谷野敦『バカのための読書術』を読んで以来、
いわゆる「難解本」は避けてきた私だが、

これには一長一短あり、
どちらかというと読みやすい本の数をこなすという方向に流れがち
であったことは、
否定できないように思う。


本書が紹介する技術は、
著者が記すように、
実際は大学院でもさわり程度しか教えてくれない
場合が殆どと思われるし、
私自身に限っても、
今さらながらにいろいろと新たな発見があって、

「昔からこういうことを知っていれば、
少しは難解本も理解できて、
今頃は見える世界がけっこう
変わっていたかもしれないな」と思ったりした。


とくに以下の項目は、
割と最初のほうに書いてあるのだが、
まさに「目からウロコ」という感じで、

「なるほど、
こういうことはあまり意識していなかった・・」と身につまされたことだった。


・本のタイプ(閉じている/開いている、
登山型/ハイキング型)や、
読む態度(同化読み/批判読み)
によって、
読み方は大きく変わる。
例えば、
「開いている」本(=読者の積極的な意見構築を促すため、

著者が自らの考えをあえて隠蔽しているタイプの本)を、
「閉じている」本のつもりで読んでしまうと、

著者が一体何が言いたいのか掴めず、
イライラしたりする羽目になる。
(pp.18-27)

・難解本を読みこなすには、
当り前だが時間が必要で、
その時間をどう捻出し・生活に組み込むか
までを、
初めから考えておくべき。
300ページ程度で難易度が中くらいなら、
「予備調査と選書」に
少なくとも3時間、
通読に4時間、
詳細読みに10時間、
合計17時間と見て、
1日2時間を読書にあてれば
一週間程度かかる。
職業的研究者の著者ですら、
年間に購入する「難解本」は20冊程度。
(pp.31-32)

・いの一番に「棚見」の技術を使い、
頭の中に「知識の容器」を作る。
これを繰り返しているうちに、

「なんとなく、
その分野の全体像が見えてくる」瞬間がある。
これをせずにいきなり読み始めるのは無謀。
(pp.37-40)
難解な本を読む技術 (光文社新書)

その他の感想

普通の肌着です
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95ですが他の90と同じくらいでした
よく出来てます!
■役に立ちます■
コレいいですね!
これといった魅力がない
まずは「Happy」からかな。
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