アニメとは完全に別物！

原作のこちらの方がはるかに面白いです。


アニメ版の公開前にマスコミで騒いでいた「君の名は」の様な作品ではありません。


アニメより切なくてノスタルジックな作品です。

原作はテレビの本放送で観て、
その後で他の岩井監督の映画と同時上映した時に映画館でも観ました。

LD買って何度も観ました。

大好きな作品です。


いつまでも大人になれないバカな男子
さらっと、
大人の階段を上がっていく女子

主人公は恥ずかしくて恋愛に素直になれなかった…と言うよりそれが恋愛だとすら理解出来ずに居たバカな男子です。

そんな、
あの時代のあの年代の男子をリアルに描く分だけ、
泥臭いけど、
没入(VR)感が凄いです。

私もあのくらいの頃はバカな男子でした。


それを、
"もしも"ほんの少しだけ頑張れたら、
あったかも知れない可能性を綺麗に追体験させてくれた物語です。

正に自分の人生のリプレイみたいな感覚になる物語です。


それをアニメ版にも期待していました。

公開直後にアニメ版の映画も観てきました。


アニメは原作と設定が全然違うし、
やり直し し過ぎ！
色々騙り過ぎ！

あれを観てこの作品の価値を決めないで欲しい‼
アニメ版は、
ナズナが見せる小学生なのにミステリアスな大人っぽさが全然表現出来ていません。


原作のラストのプールでの会話とか全く意味が違っています。

アニメ版でがっかりしたヒトは是非、
原作を観て欲しいです。