著者の主観が入っている部分もありますが、大筋では納得できます。しかし、この歯科医療界の現実、何とかなりませんか!!!!!
 著者の斉藤正人さんは、
現役の歯科医師、
専門は歯内療法で、
「歯を抜かない」を治療方針に掲げ、
日々臨床に携わっておられます。

 本書はそんな斉藤さんが、
現状の歯科医療を憂いて、
その内情を告発しています。

 世間一般では、
歯科医師は高額所得者で、
裕福な暮らしをしていると思われていますが、
それはもうかなり前のお話です。

 1970年代の歯科大学の多数の新設のあおりを受け(この当時の文部省、
そして、
日本歯科医師会の役員は切腹ものです)、

 現在、
歯科医師の総数は、
軽く10万人を超えます。
しかも、
医師と違い、
その大部分は開業しますから、

 現在の歯科医院の総数は、
6万8千を超え、
これはコンビニの数5万をはるかに凌駕しています。

 そのため、
数年前の調査では、
歯科医師の5人に1人が年収3百万円以下という惨状で、
医師と比べるとかなりの格差が生じています。

 それに追い打ちをかけるのが、
歯科医療の現実に全く合わない保険制度!!きちんとした治療をすればするほど、

 儲けが少なくなり、
ひどい時には赤字になります。
このような現状ですから、
手抜き治療をする歯科医が横行するのです。

 この現状は、
歯科医師の職業としての魅力を相当失わせています。
そのため、
大学入学者の質がかなり落ちてきています。

 国も歯学部への定員削減を指導していますが、
それでも定員割れしている大学もりあります。
また、
それを少しでも補うため、

 外国人の学生が増加しています(しかし、
これは、
歯科医師養成に、
かなりの補助金が国から出ているため、
問題があります)。

 しかし、
卒業しても問題は、
国試、
合格率29.0%という大学もあるようです。

 そして、
晴れて歯科医師になったものの中には、
金儲け主義で、
中途半端な技術で、
インプラントに走るものも少なくないようです。

 その他、
斉藤さんの考える、
よい歯科医を見分ける10のポイント、
よい歯医者の探し方、
そして、
最後はQ&Aで締めくくられています。

 著者の主観が入っている部分もありますが、
大筋では納得できます。

 確かに、
中学1年生の英語も理解できていないような学生もいましたね・・・そういう出来ない学生の親は、
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