うれしい情報満載のポケットリファレンス

この本はＣ＃を一通り知っている人向けの辞書です。

Ｃ＃特有の表現、
用語を知らないと、
各項目の説明の書式すら理解できません。

私も最終Columnの参考図書を読んで初めて読み進むことができました
（文法からはじめるプログラミング言語 Microsoft Visual C#入門）。


Ｃ＃の基本さえわかれば、
この本は力強い味方になります。

肌身離さず持ち歩けるコンパクトなサイズの中に、

精鋭執筆陣の叡智が最新動向とともに凝縮されています。


500頁近い分量ながら、
優れた製本技術によりページもめくりやすく、

すっきりしたデザインで読みやすくできています。


原則、
見開き１縲怩Q頁で項目が完結しているので使い勝手がよく、

説明内容も単なるハウツーではなく、
概念、
関連知識との連携も説明されていて
項目の位置づけがわかりやすく、
項目同士が有機的に繋がっていきます。

関連項目へのクロスリファレンスも便利です。


説明だけではわかりづらい部分は、
明快な図解と、

よく考えられたサンプルで、
理解がダブルチェックできます。


開発環境の作り方も掲載されていて、
サンプルコードもダウンロードできるので、

手を動かすことによっても、
理解を深めることができます。


バージョン・エディションの違い、
ASP.NETとの関係などが
整理されているのもうれしいポイントですね。