改訳を望む
日本におけるダマシオは不運であった。
優れた翻訳者に恵まれなかったからである。
最初の3冊は田中三彦氏の訳、
今回は山形浩生氏の訳であるが両者とも脳科学には縁遠い人たちであった。
山形氏は略歴をご覧のように、
脳科学どころか生物学の素養もない。
ならば解剖学用語集なり、
解剖学辞典をひけばすぐわかることなのに、
その労すら払っていない。
たとえばnucleusの複数形はnucleiだが、
日本語には単複の区別がない。
だからといってnucleiを核種、
核種といたるところで訳されると、
なにか原子核のことを言っているのかと思う(核種は立派な用語である)。
だからcell nucleusのことを「ニューロン内の核種と混同してはいけない」と訳しているが、
細胞に核があることは中学生でも知っている。
わかっていないのは訳者だけだ。
「髄鞘(ミエリン鞘)」と訳しておきながら、
次には「マイリン」と聞いたこともない訳語、
灰白質のことを灰質、
結合組織のことを接続組織、
線維を繊維、
血液脳関門を血液脳障壁、
脊髄を脊椎(これでは全く意味をなさない、
神経組織の話をしているのに突然骨が入り込んでくる)、
neurofibrillary tangleには神経原線維変化というよく知られた訳語があるが、
それを神経繊維のもつれたものと訳し、
術語としての認識がない。
「脳の裏の部分」とはどこを指しているのか。
これはbackの訳であるが、
脳の後ろの部分、
すなわち中心溝から後半を意味しているのに、
裏とは!superior and lateral aspects of the frontal cortexは・・・上面観と側面観、
観とは一体何か。
parabrachial nucleusを最初のうちは結合腕傍核と訳し、
その後はすべて傍小脳脚核と訳すが、
最後に再び結合腕傍核と訳している。
一体この訳者の頭の中はどういう構造をしているのであろうか。
dispositionという言葉は重要なキイワードであるが、
田中氏は「傾性」と訳し、
山形氏は「性向」と訳している。
前3作の訳者が傾性と訳しているのだから、
訳者注くらいはつけるべきであろう。
文章にしても訳者自身自ら理解できない文があっても不思議ではない。
だから読者が理解できなくて当然である。
このように専門外の、
常識や良識のない訳者を選んだ出版社の責任は非常に大きい。
自己が心にやってくる

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