NCC、汎心論、統合情報理論
 意識は科学にとって最大の難物であるといわれる。
というのも、
意識は、
客観的な事象ではなく、
主観的な経験とそれに伴う「感じ」によって特徴づけられるものであるからだ。
リンゴを目にしたときのあの赤さ、
あるいは、
足の小指をタンスにぶつけて生じたこの痛み。
そんなものを科学はいったいどうやって説明できるというのだろうか。

 本書の著者クリストフ・コッホは、
故フランシス・クリックとともに、
意識に関する論文を多数発表してきた神経科学者である。
そして本書は、
そんな彼の最新アイデアを一般向けに解説した科学読み物である。

 本書のハイライトは、
なんといっても、
「意識の統合情報理論」を述べた第8章にあるだろう。
コッホはまず本書の前半で、
「意識と相関する神経活動」(NCC: Neural Correlates of Consciousness)を具体的に挙げている。
ただコッホによれば、
NCCを特定するだけでは、
意識の理論としてはいまだ不十分である。
というのも、
NCCを特定するだけでは、
たとえば、
「なぜNCCから意識が生じ、
なぜNCC以外の神経活動からは意識が生じないのか」ということが依然として不明であるからだ。
そこで、
その点に応えるべくコッホが提出するのが、
「意識の統合情報理論」というわけである。

 以上のことと関連して、
本書を読んでいて驚かされるのが、
コッホが「汎心論」(panpsychism)の立場をとっていることである。
つまり、
コッホの考えるところ、
意識は物質に還元されるわけでも、
物質から創発するわけでもなく、
むしろ物理的性質と並ぶ宇宙の基本特性のひとつなのである。
それゆえ、
(統合情報理論の条件を満たすかぎり)コンピューターでもインターネットでも、
あるいは細菌や素粒子でさえ、
レベルの差こそあれ、
意識をもつ(もちうる)ということになる。
しかし、
そんなことが本当にありうるのだろうか。
また、
そもそも統合情報理論とはどんな理論なのか。
そしてそれは、
意識の理論として本当に十分なのか。
スリリングな第8章の議論を読んで、
それらの点をぜひ検討したいところだ。
意識をめぐる冒険

その他の感想

見出しの文字と慣用句の頭の文字が一致していない。
大きくてかわいいです
終わっちゃった
芸術的肢体を撮り尽くした
狂乱の20年代、伝説のカップルの話。
中古なので仕方がないですが・・・
とてもわかりやすい会計入門書です
使いがっては いいです
ジプシーたちの明るさと煩さがしっかり伝わってくる
ファルコム史上最高の音質
使えませんね
100を切れない40代
セイタカアワダチソウの空を読んでジワッときた・・
いつでも清潔な加湿器を使えます ペットボトル水で安心です
すでにピアノアレンジされている曲が多い
かわいい!しかも高濃度!!
画質が・・・
特殊なものだからこそ
袖が長め、品質も良くはない(悪いとは言ってない)
テレビ・新聞・ラジオの報道を信じきっていた人にこそ読んで頂きたい。
スーパーなヒーロー、ヒロイン、ヴィラン境界線なし。
個人的にはとても気に入ってます
使う時期とサイズ
情報量の多さが素晴らしい
本当は★1つけたくないくらいの駄作。絵師と声優の無駄使い極まりない。
いいよ、これ
星5個
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