現代オーディオはフェラーリを愛好する様な超高級品の世界、かって普及していたオーディオの記事は一部になってしまった。

かってのオーディオを楽しんだ多くの人々のための貴重なオーディオ記事があったのでそこは楽しめました。
他方、
現代オーディオはフェラーリを愛好する様な超高級品の世界が紹介されていて、
普及は望みがたい状況を感ずる。
興味深い内容も豊富だが、
少々高級志向が目立つ。

この雑誌が富裕層が対象の趣味の雑誌の方向へ進むとすれば、
それはそれとして、
良質なオーディオの一般的へ普及を考えた雑誌が必要かもしれない。
幾つかの試みはあるが、
廃刊に追い込まれているのが現状で、
オーデイオがどう生き残っていくのか気になる。
録音や高音質音源の制作、
CD制作、
と音楽が結びついた雑誌はいまも残っているが、
演奏家の世界と融合していて、
そこには再生環境の楽しみを中心としたこれまでのオーディオについてはあまり記事がない。