人生において大切な価値観とその磨き方について考えさせられる本
映画「インビクタス」を見て感動し、
いくつかネルソン・マンデラ氏関連の書籍やDVDを見ましたが、
この「信念に生きる」のように、
マンデラ氏個人の価値観や、
リーダーシップ、
行動哲学に関して書かれている本はあまり見ません。


アパルトヘイトを撤廃し、
民主的で自由な社会を実現するのだという理想に向かって、
南アフリカを統一するという偉業を、
白人支配でもなく、
黒人支配でもなく、
人種間の調和を持って成し遂げたというのは奇跡です。
マンデラ氏は、
どのような価値観や、
行動哲学を持ちながら変革を成し遂げる事ができたのかが、
自伝を書くために3年間寝食を共にしてきた著者が、
インタビューした豊富なエピソードを元に考察されていて、
非常に学びが多いです。

マンデラ氏が、
忍耐強く、
信念を持ち続け、
常に前向きで、
相手を尊重し、
敵をも味方に取り込む魅力を持ったリーダーである事がありありと感じられます。


「相手の心に訴えるには相手の言葉を話し、
彼らを理解する必要がある」とマンデラ氏は語っており、
事実彼は27年間の投獄生活の中で、
白人アフリカーナーを観察し、
積極的に交流をしていきます。
基本的に、
マンデラ氏は「人間とは誠実なものだ」という前提を持っており、
アパルトヘイト下における白人の看守が収監された黒人に理不尽で、
強い態度を取るのは、
彼らの人間性ではなく、
組織や社会からの期待役割がその行動を取らせているのだと考えていました。


それにより、
理不尽な態度自体は憎んでも、
その看守本人は憎まずという姿勢で、
自分達にひどい仕打ちをした相手にも、
愛を持って誠実に応対する事で相互理解が深まり、
信頼関係を築く事が出来るのだという事を示しています。


加えて、
偉大なリーダーは生まれながらにして素晴らしい資質の持ち主だから、
自分とは違う世界の話だと思っていましたが、
牢獄に収監される前は、
武力闘争の騎手であった事を考えると、
リーダーとしてふさわしい資質を後天的に開発したのであろうと思います。
信念に生きる――ネルソン・マンデラの行動哲学

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