ジャックナイフにまだ柄さえついていなかったころ
千原ジュニアの自伝的小説。

前作『14才』は絶望的にまでに孤独だった彼の10代、
引きこもり時代を書いていた。
そのほとんどすべては、
彼の内面で起きた自問自答であり、
感情がカオスになって読む者に襲ってくる。
姿形も定まらぬ、
いわばマグマの状態だった。

今作『3月30日』は、
地中奥深くでうごめいていたそのマグマに一筋の光が差し込み、
空気にさらされ冷めることで、
形あるものに変容していく。
「僕」は引きこもっていた部屋から脱出して、
お笑い界へと飛び込み、
芸人として、
そして男として、
さらに人間として成長を遂げていく。


天才肌であると言われているジュニアが、
最初のころはコンクールで連戦連敗だったこと。

プライドが高いと言われているジュニアが、
先輩芸人のネタを舞台袖で必死になって学習していたこと。


それらは、
後に「吉本のカリスマ」とまで詠われることとなる彼からは想像がつかないエピソードだ。

冷えたマグマは、
観るものの価値観をスパッと切り刻む、
お笑いの「センス」という名の刃と化していった。
しかし、
どんなに切れ味鋭い刃も、
握る者を傷つけないための柄の部分が必要である。
これは、
ジュニアという名のジャックナイフにまだ柄さえついていなかったころの話。


大阪での大ブレークと、
満を持しての東京進出。
そしてそれの失敗、
別れ、
バイク事故。
生死の境をさまよったことで、
「僕」は「人を楽しませたい」という芸人になったときに抱いていた最初の気持ちを取り戻す。


今ではバターナイフと揶揄され、
丸くなったと言われているジュニア。

でもそれが大人になるってことだろ。
3月30日 (幻冬舎よしもと文庫)

その他の感想

アイツの大本命、面白かったです。
古いゲームを楽しむために。
全部入りのお宝
BGMがいいアレンジがいい
草薙シリーズ1〜3とは一味違う
ジャケ衣装そのまま脳内変換で
粗が目立ちすぎます
写真、テキストともに充実していて、真央さんファンにおすすめです
陰影描写を極む本
わたしはおもしろいと思いました
アマゾンからレコード買うのはきけん
海外からの発送で、
キャンペーンシナリオ集
ビジネス書としても面白いと思います
専用設計で実用的
ミラーリング
価格相応の価値あり
商品の箱に問題がありましたこと!
goood!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
4枚刃で素晴らしい剃り味
本格ひれ酒を家で
平易です
PCI-EXPRESSで探していました
今回も映画を盛り上げていた
一週間
ケース付きに惹かれて失敗
商品をもっと大切にしてほしいです
初回と通常とブルーレイとDVD
母の還暦祝いに
実践の基盤になる思想
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