凡人でも選ばれるようになる

トークがうまくて商談をバンバン決めていくセンスのある人にずっと憧れていたんですが、

本著は「必要なのはセンスでなく戦略」と記されてあり、
それにいたる具体的道筋が書かれていて感動しました。


私なりに思うこの本の特徴は
１著者がビジネスにおけるプレゼンのトップ１％と残りの99％の違い・それに至るまでの具体的な道筋を
10年専門にして研究し、
指導してきている事

２豊富で良質なプレゼン事例や、
読み手自身に自問自答や閃きが起きるように設計されている所

３プレゼンの技術と共に、
その注意点や同じ技術でもうまくいく人・いかない人の違いなど丁寧に記されている事。


何度も熟読して分かってきたのは、
私の周りの営業のセンスのある人は、
商品の特徴だけでなく、
お客様の
立場からくる特有のニーズや感情面もふくめて受け入れられるようにアピールしてます。

しかしそれらは、
事前に普段からそういう目線で考える習慣を持って練り上げていないと難しい。

本書はその一つ一つの足りない部分を読みながら掘り下げて磨き上げていけるようになっています。


最後に。
この本を読んでいた時にずっと思っていたのは、
プレゼンの上手い人が世に増えたら、
その分だけ面白い話をたくさん
色んな所できけるようになるんだろうな、
とワクワクする感情が頭をよぎってました。