これだけ組みやすく、スタイルも良いモデルが簡単に手に入る

211Vオリジナルは2002年型から990cc最後の2006年まで外観的に大きなモデルチェンジがないこともあって、
新規ランナーでカウルやエキパイなどの変更に対処しているようですが、
カウルをかぶせてしまえば確かに多少の違いには目をつぶってしまえる、
良く出来たキットです。

特にこのJiRモデルはマスキングで苦労するところもあまりありませんし、
サイレンサーが無くなってしまったのでチタンの焼けを塗装で表現してみるのも楽しく、
それが組みあがってからも見えるのは中々に楽しい。

タミヤのバイクモデルではおなじみの黒いチューブでのパイピングも、
確かにオーバースケールではあるのですが、
インストに「こんな感じやで、
まあ適当に付けとくとええんちゃうか、
付ける基部とか成形してないけど」と書いてある某メーカーよりははるかに親切だし、
その気になれば細いラインや透明のチューブでディテールアップもできる見本が最初から付いていると考えれば、
それも大変ありがたい部分だと思います。

タイヤは少し前からデカールではなく専用のタイヤマークになりましたけど、
これもわりかし綺麗で個人的には気に入ってます。
タイヤマークだけアフターサービスで取り寄せて、
タイヤマークやデカールの無いモデルに付けたりなんてできますし。


タミヤさんのバイクモデルは非常に組みやすく、
模型としての見栄えも良いですし、
最近ようやく新製品が出ましたが市販車ですし、
他メーカーさんは我々世代にはちょっと懐かしいモデルも出されているようですから、
ここらでひとつぽっくり穴の開いた90年代のGPマシンなりスーパーバイクなりが見てみたいですね。
もちろん、
現行のレーシングマシンもですが。