鑑賞と想像力
白い砂に、
点々と置かれた自然の石。
色鮮やかな花や木を、一切削ぎ落として、
砂と岩だけの動かない抽象の世界。
「枯山水」を、
そう思っていました。
本書の意見は、
違うようです。


この庭には水がありません。
代わりに、
滝を模した石。
小川や大河や海を表す砂の紋様。
それらのことは、
知っていました。
そういう約束事なのだと。
しかし、
頭で理解するだけでは不十分のようです。
そこに実際に水が流れているのを想像すること。
それが、
大事らしい。
そうなると、
水源である「主石」(おもいし)を庭内に探して、
そこから、
大海原にまで、
流れる水を追うこと。
その庭(世界)のなかで、
水の一生をありありと感ずること。
狭い庭は、
世界になり、
静止していると見えた庭は、
動的に水が流れる場になります。
流れ見えるのは、
水だけでなく、
人の一生も、
日々も見えるようです。


石が幾つか立てられています。
その石を地表で見られる形や位置だけで、
浄土の縮図とか、
あるいは形式美と解釈するのは、
早計のようです。
個々の石を正面から見て、
据えられた石の埋もれた部分も合わせ考え、
石全体の大きさや形を、
想像する。
龍や亀の背だけの岩から、
水面下の全体像を想像する。
立石を見て、
その大地に根付いている力強さを、
あるいは地の芯と繋がっている磐座(いわくら)の神的な力を、
感ずることが大事のようです。


庭は狭く、
縁側か、
部屋の窓越しにしか、
見られません。
室内からの見やりを考え、
窓枠の内に見られる風景を、
部屋飾りにもするように作庭されています。
ここも鑑賞の留意点のようです。
しかし、
室内から庭を見る機会は、
今はありません。
本書には龍安寺の庭を、室内から見た秀逸な写真があり、
なるほどと思えました。


○頭で、
砂を仮に水と見なす。
○砂を水と見立て、眼前に実際に水流を描像する。
これは、
心の違う働きです。
庭の拝見には、
受身な静観ではなく、
創造的な想像力が必要だと教えられました。
枯山水 (NHK美の壺)

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